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一体全体どう言う事なのか
監督生が目の前に居て見つめて来ている
ヴィル
とそこで自身の声が出ていない事に気づく
冷静でいたつもりだったが、実際の所かなり困惑していたみたいだと今になって気づく
ぐるぐる思考を巡らせていると監督生から腕が伸びて来て
そして浮遊感を感じた
ヴィル
今自身の体は監督生に持たれている状況になった
すると今度は身体を突かれたり、人差し指で下から上へ撫でられたりした
ヴィル
監督生の指使いには何かの既視感があった
そこで思い出す、自身が上げた仮説を
ヴィル
その仮説を決定づけるかのように頭の中に沢山の写真が流れ込んできた
全てが全てヴィルの写真で驚く
そして監督生に視線を向け直し驚愕した
そこには緩みきった顔の監督生がいたから
監督生
ヴィル
普段の監督生からは想像できない言動、それに見た事もない甘い顔
それがどう言った事か、自身の写真を見てニヤついている
アプローチしてもスルーされるだけだったため目の前の状況が飲み込みきれない
だってアタシに気がないと思っていたから、なのに
こっちの気も知らないで監督生は呑気に惚気続けている
監督生
好きな人、なんて可愛らしい言い方では収まりきらない目の前の人物の言葉で素直に胸が高鳴る
アタシをこうさせられるのは監督生貴方だけなのよ
愛おしい、そう思い暫く見つめていると監督生の本音が次々に語られていく
監督生
監督生
監督生
監督生
監督生
監督生
監督生
その言葉からはアタシを愛してくれているのが伝わった
けど、何となく監督生が一歩踏み込んできてくれない理由が分かった
それは
監督生
アタシをただの先輩としてでなく、″有名人″として見て線引きしているからなのね
ヴィル
そう強く思った時身体が熱を持ち始める
気付けばアタシは監督生を押し倒していた