主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
爽
主
from.過去 in.爽
それから私達は、屋上で集まって話すようになった
和は鶉の野郎を気に入ったらしく、めちゃめちゃアタックしてた
まぁ、和の努力も実り
2人は付き合うことに (*’ω’ノノ゙☆パチパチ
私にとっては友達がクソ野郎に取られたみたいな感じでなんもめでたくないけどね
まぁ、私の方は前世の彼氏であった蘭ちゃんが迎えに来てくれるのをずっと待ってる
そんで、今蘭ちゃんじゃないかって人がいて それが
麞
麞が、蘭ちゃんじゃないのかなって
何か度々蘭ちゃんぽい仕草が見られて…
どうなのか分からないまま、私達は高3になった
鶉
和
鶉
麞
爽
麞
和
和
爽
和
爽
和
爽
和
麞
鶉
鶉
麞
鶉
麞
鶉
鶉
麞
鶉
鶉
麞
鶉
鶉
麞
鶉
麞
鶉
麞
麞
鶉
鶉
麞
麞
麞
in.麞
そう、先程言った通り
俺は蘭だ
この事を思い出したのは、少し前の事
…夢を見たんだ
夢って言う女がいて、俺は蘭って名前の男だ
夢は、どことなく爽に似ていた
そして、夢の中で思い出した
俺は大火事に巻き込まれて、夢と一緒に死んだこと
死ぬ間際に、夢に絶対に迎えに行くという約束を交わしたこと
それを全て思い出したとたん、涙が目からこぼれ落ちた
あの時、俺が蘭だと分かっていれば
爽にもっと優しい言葉をかけてあげられたのに
爽に辛い思いをさせずにすんだのに、と
…だが、俺には爽に蘭だと伝えられる資格はない
何故なら俺は
マフィアの家系の人間だからだ
こんなことを知ったら、爽はどう思うだろうか
鶉も、勿論マフィアの家系の人間だ
俺らは、成人したら両親の後を継がなければならない
鶉は、和にその事を話しているのかは知らない
たぶんあの様子じゃ、話してないだろうな
…そんなことを考えているうちに
俺らは卒業式を迎えた
結局、俺は爽に本当の事を話せないで終わったんだな…
鶉は、和に別れを告げたらしい
でも、和が許すはずがない
理由を問い詰められ、鶉は白状したらしい
和は、少し戸惑っていたが
そのまま付き合い、成人してから
鶉と結婚をした
両親は、和の両親に何と伝えればいいのか焦っていたが
和には両親はいなかった
数年前に、絶縁したとの事だ
今は2人とも幸せそうに暮らしている
…俺は、未だに爽の事を引きずっている
まだ、爽の事が好きだ
いつか会いたいと願っては諦めていた
ちなみに俺は、もう22歳になった
こんな大人が、高校時代の好きな人を未だに好いているとか…
気持ち悪いな
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