主
主
主
主
主
主
主
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今日はほとけとショッピングに行く
ほぼ俺付き添いやけどw
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そう言ってほとけの手をひく
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ガタン...ゴトン
幸い手すりの近くに居れたから
手すりに掴まって適当に過ごそう
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ほとけの頭をくしゃくしゃと撫でる
なんか嬉しそうw
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ドアから外の景色を眺める
ガタン…ゴトン……
なんか頭いてー……
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目的の駅までは止まらないから
ずーっと立ちっぱなし
座りたいなぁ……w
スマホを取り出して仕事の連絡をする
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なんだかずーっと頭が痛い
今日天気悪くなるのかな?
気がつけば電車に乗って20分が
経とうとしていた
ガタン…ゴトン……
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なんだか寒気がする
あれ、これやばいかも
そう思った時
一気に気持ち悪さが全身を襲う
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呼吸がいつもより大きくなる
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視界が暗くなっていく
黒いもやがかかったように
スマホの画面が
ほとけの顔でさえ見えなくなった
サーッと血の気が引いていく
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気持ち悪さが消えない
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俺は目をつぶって
手すりをぎゅっと握った
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全身が凍るように寒い
落ち着け……
目をうっすら開けてみようにも
黒いもやがかかったままで
何も見えなくなってしまった
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耳鳴りまでし始めた
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ほとけが顔を覗き込むのがわかった
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目をぎゅっとつぶる
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そんな自分の言葉とは裏腹に
どんどん気持ち悪くなっていく
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足元が電車が揺れる度にふらつく
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足に力が入らない
あ...やば
そう思った時には遅かった
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グラッと身体が傾く
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ほとけが支えてくれた
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立っていられなくなって
ついにしゃがみ込んでしまった
手すりをぎゅっと握って目をつぶる
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視界は暗いまま
気持ち悪さは一向に消えない
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ほとけも隣にしゃがんで
俺の背中を優しくさすってくれる
周りがザワつくのがわかった
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飲めそうになくて小さく首を振る
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誰かが気を使ってくれたのだろう
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立ち上がるのは辛かったけど
ほとけに支えられてなんとか座らせてもらえた
隣の席にほとけも座った
ほとけの肩に身体を預ける
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ほとけの上着を羽織らせてくれた
一気にほとけの匂いに包まれる
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震える手でほとけの手をぎゅっと握る
ほとけは両手で優しく包んでくれた
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視界も徐々に戻り始めた
ガタン…ゴトン……
間もなく○○駅です
お出口は———
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ガタンッ
駅に着いた
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手を繋いだことも忘れて電車から出る
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ベンチに座り込む
隣にほとけもゆっくり座る
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徐々に体調は回復していった
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そう言ってほとけの頭をわしゃわしゃと撫でる
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すぐそばに大好きな人がいてくれる
手を伸ばせばすぐに届く距離
俺の大切な思い出が増える
大好きな人と手を繋いだまま走り出した
コメント
6件
4話分まとめて読みました‼︎ 青組の体調不良の中で自分の想像通りで大好きでした💖 リクエストです‼︎ いれいすの会議中にいむくんが雷が鳴って怖くなっちゃって過呼吸になって 停電だから誰も気付けないけどイフくんだけが気づくみたいな で夜ないこくんのお家に3部屋あってみんなで泊まることになって イムくんが怖いからイフくんと一緒に泊まりたいって言って イムくんがいふくんに甘えるストーリーを書いて欲しいです。