海月
海月
海月
海月
海月
ちょいBL 地雷さん回れ右
今日は普段と違い急いで仕事を終わらせる。今日は早く帰宅し、明日朝寝坊するなんてことを避けたいからだ
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ないこ、つまり最愛の彼女、基俺が所属する🎲リーダーのことだ
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明日のことを考えると自然と口元が緩んでしまう。
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早く仕事を終わらせることが出来たことに満足し、荷物をまとめて退社する支度をする。
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上司
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上司
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早く帰りたい俺にとっては今は凄くめんどくさい。早く返してくれんかななどと考えていると、
上司
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上司
上司
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同僚
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モブ
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上司
上司
モブ
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正直死ぬほど嫌だ。 上司の圧はダルしい、同僚、お前も空気読んでくれや…… そしてぶりっ子、ほんまきもいから近寄らんとって欲しいわ……
もぉ、帰らせてくれや……😭
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ホンマに帰りたい。ココ最近お互い俺は会社のこと、ないこは社長業で忙しく時間が取れていなかった。そんなないこと明日は丸一日過ごせるんやで!?
上司
上司
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同僚
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上司
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なんやこれ、ホンマに😭 この上司ッ……
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そんなこんなで数時間めちゃくちゃ飲まされた
マジでッ、やばいかもッ
モブ
モブ
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モブ
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モブ
モブ
そういうとこいつは俺の腕に抱きついてくる。キモイからやめろ、離せ。余計吐き気が増えるわ……
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モブ
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モブ
モブ
酔いつぶれる上司と同僚、後輩には何も言わずに机に金を置いて店を出た
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目が覚めると次の日の朝やった
昨日どうやって帰ってきたかは覚えてないが多分タクシーでも呼んだのだろう。
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今日はないことの大切な日。アラームをかけていなかったため、慌てて時計を確認する
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時計の針は7:43を指している。 約束の時間は9:00。 まだ時間はあるため支度をしておこう そう思い立ち上がる
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立ち上がった瞬間強烈な吐き気に襲われた
多分昨日沢山飲まされたせいだろう。絶対許さない、あの上司……。 いや、俺も悪いかなどと考えている間に吐き気はいっそう強くなる
だが、よくメンバーとも宅飲みをしたりするため吐き気止めは家に常備してあるはず。しかしここからリビングまでどうやって行こうか……
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覚悟を決め、吐き気止めを取りに行く。 ないことの予定のためならなんだってできる そんなことを考えながら気合を入れる。
なんとか吐き気止めをゲットすることが出来た
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吐き気止めが効くまでに少し時間がかかるだろうか……
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そんなことを考えながら少しボーッとしているとだんだんと吐き気が治まってきたように思える
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支度をして彼が来るまでソファでみんなのツイートを見る
なんで彼女が迎えに来るかって?普通は俺が迎えに行く方がええ、なんなら行きたかったが、今日はないこからの提案で俺を連れていきたいところがあるらしい
そのため今日だけは俺が迎えに来られる側と言う訳だ
ピーンポーン
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彼が来たことを察し部屋を飛び出す
ガチャ
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そう言って八重歯を見せて笑う彼はほんとに眩しい
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ないこに促され車へと乗り込む。 二日酔いへの心配は残りつつも薬が効き続けることを祈る
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まだ吐き気止めは効いているようだ。 このまま耐えれることを祈る。なんなんら薬の効き目が切れた頃には治まってないかななどと考えながらないことの時間を過ごした。
結局ないこに連れられて来たところは海だった
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そう、ここはまだないこと付き合う前にメンバーできた海だ。お互い両片思いを拗らせていて俺も諦めていた時にメンバーに背中押してもらったんだっけな
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昔のことを思い出す、あの時の夕焼けに照らされたないこの顔が今も鮮明に覚えている。
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それからしばらくはないこが持ってきたお弁当を食べながら2人だけの時間を過ごした
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吐き気止めの効果が切れたのだろうか、唐突な吐き気が波のように押し寄せてくる
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よう、あの薬ここまで効果持ちよったわッ!!めちゃくちゃ優秀やんけ、持ってくるべきやったわ……
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ないこの前では笑顔を保ちたい。彼女に心配はかけたくないから。
まろの様子が明らかにおかしい
海へ向かっている時はよく話していた彼だが今は何も話さず、心做しか苦しそうに見える
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やっぱりおかしい気がするな、なんて考えながら運転をする。なるべく早めにまろを家へ返してあげたい。
ガタッ
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多分段差でもあったのだろう。いきなり車が揺れたからめちゃくちゃ焦った。それと同時にまろが心配になり横を見る。
そこには顔を真っ青にして、口元を抑える彼
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なるべく焦っていることを表に出さないように笑顔でまろに話しかける。内心凄く焦っていた。
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ここは、ないこの家、か? 俺なんで、……
ガチャ
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我ながら何を言っているのかよく分からない。ないこに迷惑めっちゃかけてもうてるのにッ
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そんな独り言を零す。
まろがこんなになった理由なんていくらでも分かった。
多分俺と会う日のために無理してまでも仕事を終わらせてくれたのだろう。
それが机の上で山積みになっている書類、床にちらばっている某エナジードリンク
それともうひとつ。 さっき彼のスマホの通知が見えてしまった。
そこには彼の同僚らしき人からのメール。
何やら俺と会う前日の日、飲み会があったらしい。内容は半強制的に上司達と一緒になって無理やり飲み会に連れて行ってしまったことへの謝罪。
沢山お酒を飲ませ過ぎてしまったことなどへの謝罪が書かれていた。
つまり彼は体調が悪く、二日酔いの状態で俺とのデートに付き合ってくれたということだ。
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やはり顔色はまだ良くない。 俺との約束のために無理させてちゃったよね。
そんなことを考えても内心は少し嬉しい気持ちもあった。
よし、彼の体調が回復したらとことん甘やかそう。彼の好きなように俺の休みを捧げよう。
仕事のことなんて忘れるくらい。
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自分からのキスなんて恥ずかしい。 でもこれは彼の体調が良くなるためのおまじない、ということにしよう。
心做しか彼の顔色が良くなったのはおまじないのおかげかな、なんてw
海月
海月
海月
海月
コメント
2件
コメント、フォローありがとうございます!(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)” そう言って貰えると凄く嬉しいです!✨😭
初コメ&フォロー失礼します!主さんの作品をめちゃ好きです!いふくんとないくんかわいすぎましたっ!