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ストーカーが変態でした。

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ストーカーが変態でした。

1 - 第1話 ストーカーとの出会い

♥

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2024年11月03日

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俺は今

ジャリ……ジャリ……

ジャリ……ジャ……

ッ……(振り返る)

ストーカーに悩まされている。

第1話ー ストーカーとの出会いー

休憩あざ~ス……

佐藤 碧 ◾︎整骨院アルバイト ◾︎お人好し

紫亜

あ,碧さんおつかれッス~

加藤 紫亜 ◾︎整骨院バイトリーダー ◾︎碧の2個年下

どさッ

紫亜

……笑笑なんスかこれ、、、笑

俺は紫亜の前に大量のラブレターを置く。

これ。昨日ポストに入ってた。

紫亜

あ~笑なんかストーカーに合ってるっぽいつってましたもんね笑笑

紫亜

てかわざわざこんなの持って来るんですね笑笑

お前が虚言虚言いうから現物提出だッ!!……

紫亜

まじめか笑

紫亜

ま,ちょっと拝見させてもらいますよ~笑笑

紫亜は俺が持ってきたラブレターの1枚を手に取り,黙々と見始める。

紫亜

うわぁ……こんなのが何枚も……?

ラブレターにはびっちりと俺への愛が書かれている。

紫亜

流石にここまでの自演も痛い通り越して引くっすわ~……

だ,か,ら,ほんとなんだって…

こっちはまじで参ってんだぞ……?

最近帰り跡をつけられてる気がするし,ポストには大量のラブレター投下されるし,無言電話が来るし……

俺は今まであった被害を紫亜に話した。

まぁ最悪警察に相談……
警察が聞いてくれるはずもないか……

紫亜

そんなこと言ってますけど碧さん。そういう手紙捨てないっスよね。そういうとこッすよ笑

俺は「はァ~……」と大きなため息をつく。

カランカラン

紫亜

あ,客

紫亜

いらっしゃいませ~!!

いらっしゃ……

い……

ドッドタイプキター!!

店に入ってきたのは1目見ただけでも見惚れる程の美少女だった。

紫亜

ご予約の方ですか~?

天音

あ,いえ

紫亜

すみませ~んうち完全予約制なんですよ~

天音

そッそうなんですねッ!!

天音

あッあの

天音

碧さんッ……

……!?

なんでこの子……俺の名前知ってんの?……

天音

その~……す,

天音

好きですッ,付き合ってくださいッ!!

!?!?

俺は目を真ん丸にしてその子を見ていた。

きっと紫亜もびっくりしていただろう。

紫亜

(こんな事ある~!?…しかも碧さんに…)

天音

いきなり無理なのはわかってますッ!!

天音

良ければこの後お時間とか……

空いてます、行きます

紫亜

食い気味だなァ~笑笑…,

天音

えッ…!?ほんとですか?…!嘘ッ……

その子は凄く驚いていた。まさかOKされるとは思ってもいなかったんだろう。

天音

わッ、私ッ駅前のカフェでずっと待ってますッ!!

天音

失礼しましたッ!!…

あァ……、

俺は何が起こっているのかが分からなかった。

モテない歴18年の俺にはもう彼女なんてできることないと思っていたから。

紫亜。俺上がるわ……

紫亜

まてや……笑

じゃ……お疲れした

俺は店から出ていき,急いで駅前のカフェに向かった。

 

 

 

ストーカーが変態でした。

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