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最高!!続き気になるよー!!!
朝
楓
分かっている、ひーくんは朝から仕事があるんだもんね
スマホをみるとLINEの通知がきていた
ひーくんから
昨日、夏祭りの夜、もう私が寝ている頃だろう
楓
LINEをみた私は驚きを隠せなかった
自分の部屋に戻った俺は ずっと考えていた
夏祭りの夜、君とお別れしなければいけない事を知った
照
君は覚えていないかもしれないけど
俺らは一度会ったことがあるんだよ
夜ランニングをしていた時
楓
ベンチで寝ているのをみて最初はびっくりした
しかもスーツ姿で
鞄からは仕事の資料であろう物が あふれでている
今どきこんな人がいるのかと驚いた
照
楓
照
楓
驚いたように飛び起きた君は 少し面白かった
照
楓
照
俺、今もタピオカ好きなの知ってるよね
ふらふらした足取りで帰るのをみて すごく心配になったな
照
そしてある日、もう一度出会った
君は意識がなかったみたいだけど
その日も夜にランニングを していた時だった
家に帰ろうとしたら人が倒れてて 結構怖かったな
しかもそれはベンチで寝ていたのと 同じ人だったし
照
なんでか分からないけど、
いつも楓ちゃんをほっておく事ができないんだ
その気持ちは一緒に過ごすうちにどんどん増していった
だから最後に心配させてほしい
俺はLINEを開く
照
照
照
照
静かにLINEを閉じる
楓
やっぱりひーくんはずっと優しい人 だった
楓
公園で会った時も、夏祭りの時も、 タピオカくれたよね
どうしてもひーくんとの思い出ばかり 蘇る
楓
意を決してもう一文をうつ
楓
ねぇひーくん、好きになって良かったですか?