あれから近くの病院に行って
彼の親から彼の状態を聞いた
るい母
すず
すず
るい母
すず
すず
私は俯いて泣きながら言うと
彼の母親が私の手を握ってくれた
るい母
るい母
すず
るい母
るい母
すず
るい母
その日からほぼ毎日
彼のいる病院へ通うことになった
そんなことを繰り返して数ヶ月
るい
るい母
るい父
すず
彼が目を覚ました
るい
るい
彼の両親は涙を流しながら彼を見ていた
るい母
彼の母親は私を指さして彼にそう言った
そして彼は私を見て
るい
るい
るい母
るい
その言葉に涙が溢れてきて
それを隠すように俯いて
すず
すず
そう言って荷物をまとめ病室を出ていった
そして彼のいる病室の前でしばらく私は泣いていた
✄------キリトリ------✄
毎回お話を書くにつれて
ハートの数が増えていくのが凄く嬉しいです
前回のお話も600を超えていてびっくりです
本当にいつも見てくださっている方々ありがとうございます
これからも不定期にはなると思いますが
今後とも華月をよろしくお願いします
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