コメント
1件
続きみたいです!!
何に…? 僕は…一体…何にこんなにも腹を立てているんだろう…。 テヒョンイヒョンが…、僕の事を… 「グガ」とか「グギ」とかじゃなくて、 「チョン・ジョングクさん」 って、呼んだから? それとも… ジミナヒョンとシュガヒョンを除いた、他のヒョンたちが、 今までの記憶や思い出なんかを忘れてしまった、 今のテヒョンイヒョンを当たり前のように受け入れているから? それとも… テヒョンイヒョンと僕の間に… 前とは違う、絶妙な他人という距離感が…あるから…? 確かに… 確かに、今までの思い出とか記憶を忘れてしまったテヒョンイヒョンに とっては、僕たちはただの「他人」だ。 だけど。 それが、無性にやるせなくて、苦しくて、認めたくない。 今まで、積み上げてきた、絆とか、友情とか、信用とか、 思い出とか、関係性とか… 全部が、一日にして、リセットされてしまったようで、 ゲームなら、 ゲームなら…何度でもやり直せるのに、 現実はそう上手くはいかないから…。 テヒョンイヒョンの記憶は、戻れないまま…なのかな…。 そう思うと、涙がまた溢れてきた。 前は、「家族」だったのに、 今は、友達以下の、ただの「他人」。 その事実が…。 悲しくて、悔しくて、たまらない。