何に…? 僕は…一体…何にこんなにも腹を立てているんだろう…。 テヒョンイヒョンが…、僕の事を… 「グガ」とか「グギ」とかじゃなくて、 「チョン・ジョングクさん」 って、呼んだから? それとも… ジミナヒョンとシュガヒョンを除いた、他のヒョンたちが、 今までの記憶や思い出なんかを忘れてしまった、 今のテヒョンイヒョンを当たり前のように受け入れているから? それとも… テヒョンイヒョンと僕の間に… 前とは違う、絶妙な他人という距離感が…あるから…? 確かに… 確かに、今までの思い出とか記憶を忘れてしまったテヒョンイヒョンに とっては、僕たちはただの「他人」だ。 だけど。 それが、無性にやるせなくて、苦しくて、認めたくない。 今まで、積み上げてきた、絆とか、友情とか、信用とか、 思い出とか、関係性とか… 全部が、一日にして、リセットされてしまったようで、 ゲームなら、 ゲームなら…何度でもやり直せるのに、 現実はそう上手くはいかないから…。 テヒョンイヒョンの記憶は、戻れないまま…なのかな…。 そう思うと、涙がまた溢れてきた。 前は、「家族」だったのに、 今は、友達以下の、ただの「他人」。 その事実が…。 悲しくて、悔しくて、たまらない。
コメント
1件
続きみたいです!!