愛さたことが無い子

愛さたことが無い子 No.8

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コンコン

トントン様は、撫でようとしたのだろう

だが、僕は、反射的に

避けてしまった。

だんだん、眠く……

起きてなきゃ……迷惑かけ……ちゃ…う

その言葉で、僕は

意識を、手放した…

だんだん、うとうとしてきた。

だが、必死に、寝ないようにしている。

迷惑だと、思ってるんだろう。

そういうと、安心したのか、 寝てしまった。

空凜の、頬には、水が流れていた。

ガチャン……

夕食に、なるまで、 ここで、寝かせとこう……

夢

、

期待した、自分が、バカだった

何処にいても、

ダメな存在

助けて欲しくても

"愛して"欲しくても

結局、自分は、存在のいらない

クズだったんだ

無能でごめんね

拾わせてごめんね

手間かけてごめんね

ここに居てごめんね

..

友達で、ごめんね……

消えなきゃ。

ここから、消えなきゃ……

早く……

消えなきゃ。

消えなきゃ……

そうだ

いらない、存在だから

死ねばいいんだ

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愛さたことが無い子 No.8終了