テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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摂食障害

第4話 - 診断結果

172

2024年03月26日

#叶

#葛葉

#叶葛

#にじさんじ

#摂食障害

Pudding ぷりん

主

こんにちは

主

ここも前置きで話したいことがあった気がするのですが、なんだか書いているうちに忘れてしまいました(笑)

主

次の時に覚えていたら書きます

主

前回は、タイトルにある通りどんどん病気が進行していく段階でした

主

けれど、自分ではそれに気付けずにいる段階です

主

今回からは、ストーリーが進むと思います

主

今までとは違う苦しみもあり、大きい壁が立ちはだかります。

主

そこじゃ、二人で協力して頑張ってもらいましょう。

誕生日から一ヶ月ほど経ったくろなんの撮影の日控え室で待っている

葛葉

おはざす

葛葉

遅れた、ごめん

叶

…あぁ、葛葉おはよう

葛葉

(ん？叶疲れてる？顔にクマが出来てるし、やつれてる)

葛葉

お前どうしたん？

葛葉

ポン(叶の肩を触る)

葛葉

(えっ、何これ、骨？なんでこんな痩せてんの？)

葛葉

叶、お前また痩せた？

叶

うん、最近ダイエット上手く行ってるんだ。

叶

今はもうモデル体型って言えるんだよ

葛葉

お前なんで、なんでそんな（涙）

叶

(えっ、なんで泣いてんの？)

叶

(ぼくのせい？なんで？)

叶

どうしたの葛葉？(ふわっと笑う)

葛葉

どうしたのはお前だよ！

葛葉

そんなに痩せて、そんなに、（涙）

叶

(なんで？この間までは太ってるって言って、痩せたら綺麗って褒めてくれたのに)

葛葉

ぎゅ(叶に抱きつき)

葛葉

何があったか知らないけど、俺はお前が大事だよ、そんなにお前自身で自分を傷つけるなって

葛葉

お願いだから、本当に（涙）

叶

(何言ってんだ？どういうこと？何を悲しんでるの？)

ある程度時間が経って、二人が落ち着いた頃

葛葉

グスッ、ごめん

叶

ううん

叶

(なんか、変な空気だな…)

叶

あのs

葛葉

叶！お前最近変だよ

叶

…は？

葛葉

だって、おm

スタッフ

時間でーす。叶さん、葛葉さん入って下さい。

叶

あ、はーい

叶

葛葉とりあえず行こう

葛葉

…うん、

ライバーをゲストに呼ぶ企画

葛葉

じゃ〇〇は、〜〜

叶

それって、〇〇って

叶

(全然普通に撮影できてるな)

一日の撮影が全て終わった

叶

ふぃー、お疲れ

葛葉

おつかれぃ

葛葉

んじゃ、行くぞ

叶

え？どこに？

葛葉

パシ(叶の手を取る)

葛葉

いいから、とりあえず病院行くぞ

叶

え？なんで？病院？

病院に行く道

叶

ちょっと待って、ほんと

叶

ねぇ、葛葉、お願いだから待って

叶

なんでそんな怒ってんの？

叶

お願いだから一回止まって

葛葉

ピタ(歩みを止める)

叶

初めに話そう。なんで病院に行くの？

葛葉

なんでって、お前が大事だから

叶

でも、僕元気だよ？

叶

病院になんか行かなくても

葛葉

いいから！！

葛葉

一回俺を救うと思って来てくれよ、

葛葉

お願い、叶

叶

…わかった

叶

けど何も異常ないよ

葛葉

それでもいい

病院の待合室

叶

……

葛葉

……

叶

(病院なんか何年ぶりに来たんだろう)

叶

(それにしても、葛葉なかなか手離してくれないな)

叶

(歩き始めた時から、ずっと硬く握っちゃって、そんなに何を心配してんのだろう)

看護師さん

叶さん、こちらで身長、体重、血圧など諸々測ります

叶

葛葉、行って来るね

葛葉

…うん

叶

葛葉、手離してくれないと(困り眉で笑う)

葛葉

んぁ、ごめん

スタッフ

心配ですよね、でも少し測定するだけなのでお付き添いの方は待ってて下さいね(笑)

葛葉

…はい(照)

諸々の測定をする (身長、体重、血圧、心電図、血液検査)

叶

(こんなたくさん検査してるけど、なんもありませんでしたー！ってなったらどうするんだろう？)

叶

(それに、看護師さんが淡々と作業するから、ダメなのか、良いのかわかんない)

叶

(ちょっとなんか怖いかも、)

スタッフ

以上です、お付き添いさんが心配しているので待合の方でもう少し待って下さい。ニコ(柔らかい笑顔)

叶

あ、はい

叶

(看護師さん本人は優しそう)

検査を終えて、待合室に帰る

叶

葛葉、終わったよ…

葛葉

スゥ(寝)

叶

(あぁ、今日朝から泣いてたし、気持ち的に疲れちゃったのかな)

叶

ごめんね、葛葉

葛葉

…パチ(目を覚ます)

葛葉

かなえ？

叶

うん、そうだよ

叶

おはよう、たんぽぽちゃん(笑)

葛葉

俺はたんぽぽちゃねぇ

叶

(まだ眠そうだな)

叶

呼ばれるまで待ってだって、僕の膝使って寝る？

葛葉

…いい、なんか足折れそうだし

叶

(そんなか弱くないのに、)

それから、20分ほどが経った

スタッフ

叶さん、お連れ様診察室へお入り下さい

叶

あ、葛葉行くよ

葛葉

…おう(緊張)

叶

なんで葛葉がそんな緊張してんの(笑)

いい背景が見つかりませんでした。これはなんと言っても診察室です。

医者

こんにちは

叶

こんにちは

葛葉

ちわっす

医者

早速で申し訳ないんだけど、ちょっと叶くんにちょっとしたアンケートしていい？

叶

わかりました(緊張)

医者

そんな緊張しなくていいよ、ちょっと叶くんの心の状態を見るだけだから

叶

(それが怖いんだよな、なんかこの医者なんでも見透かしてそうだし、ずっと笑顔だし)

医者

じゃ、質問一個目

医者

もし、叶くんが犬と話せたら何を話す？

叶

んー、人生、いや犬生楽しい？って聞くと思います

医者

じゃ、2問目

医者

もし空を飛べたら叶くんはどうする？

叶

葛葉と一緒に夜景を空から眺めるかな、

医者

おっけい、大体わかったからもういいよ

医者

そーだね、叶くんはみんなに好かれるタイプだよね

医者

だから、色々背負って自分頑張らなきゃ、〇〇しなきゃって思うことが多いんじゃない？

叶

あー、そうかも？

叶

(確かに役割を負うことは多いけど、そんなに苦しい感じはないけど、)

医者

はっきり病名を言うと、これは摂食障害なんだけど、自己肯定感が低い人に多い病気でね、自分を認めてもらうために、自分で自分を認めるために痩せたいってなるんだよね

叶

なるほど、

叶

(確かに、体重減らすのは楽しいけど、そんな病気ってほどじゃない気がする)

叶

(それに自己肯定感が低いって思ったこともないけど)

葛葉

それって治るんですか！

医者

そうですね、まだ叶さんは体重が58kgで、まだ痩せまで2kgあるので、焦らずに、周りがケアすれば折り返せるところにいます

葛葉

よかったぁ、

叶

(なんで葛葉はもう僕が病気って決めつけてんだろう)

叶

(別に平気なのに、なんも変わってないのに)

葛葉

〇〇した、〜〜

医者

そう…か〜〜ます

医者

それでは診察は以上です

叶

あ、は、はい！(驚

叶

(いつのまに話終わったんだろう)

葛葉

ありがとうございました

医者

また来週来て下さいね

叶

(来週も？そんな大したことないのに？)

叶

は、い、、

叶

ありがとうございました

会計など諸々を終え、帰り道

叶

(今日ずっと病院で一回も運動できてないな)

葛葉

かな…

叶

(帰ったら、走りに行くか)

葛葉

叶！！

叶

うわ、どした？(驚き

葛葉

もぉ、たく

葛葉

何回呼んでも反応せんくて

叶

ごめんって、

葛葉

それで今日から俺お前の家に泊まるわ

叶

えっ、どしたん急に？

葛葉

俺はお前が心配だから、一緒に住むってこと

叶

え、なんで？僕そんな風邪とかじゃないんだからいいって

叶

(葛葉が居たら今までのダイエットが無駄になりそう)

叶

(絶対今から太れって言ってくるし)

葛葉

でも心配なの！

葛葉

叶がまた…、なんでもない

葛葉

けど、もう耐えらんないから、一人で苦しむ叶見てらんないの

叶

(絶対いやだけど、ここまで言う葛葉珍しいんだよな)

叶

(絶対に僕が折れるまで状況は進まないよな)

叶

…いいけど

この時は、この判断が、どのように人生を変えるのかお互い気づいていなかった

摂食障害

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