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あからさまに動揺した…。
分かりやすい奴だ。
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俺と🐏は兄弟だった。
姉さんが🐏だ。
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小さい頃、姉さんと一緒にスラムに捨てられた。
両親なんかとっくに他界して、助けを求められる人なんて居なかった。
姉さんには、左顔に昔から大きな火傷跡があった。
昔、俺を庇って出来た傷だった。
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俺は昔から身体能力だけは馬鹿高かった。
小さい頃は、よく喧嘩を買って、飯を手に入れていた。
代わりに姉さんは五感がとても鋭かった。
とても遠くにある物や誰かが居るか見える視覚。
誰かが近づいてくる音や獲ってきた動物が生きているか分かる程の聴力。
この食べ物が食べられるか、この人が誰なのか分かる程 正確な嗅覚。
一度食べたら絶対に忘れない程、深い味覚。
触っただけで、誰だかを頭で記録し、絶対的に忘れない触覚。
どれも此処で生き抜く為にはとても必要とされる事だった。
俺は姉さんを。姉さんは俺を。
お互いがお互いに必要としていた存在だった。
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【🐝said】
驚いた。
📚があんなに喋り出した。
これまで頑なに自分の事を喋ろうとしなかったのに。
めっちゃビビった。
でも、📚を俺と似たような待遇だった。
知っている人だったのに見放され、自分を認めてくれる人が欲しかった。
意外だった。
一緒だった。
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「離れた訳じゃ無い。」
そう言おうと思ったのに口が動かなかった。
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そうだ…本当だったら今、此処に居たのは姉さんだったのかもしれない…
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なのに…俺は…
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どうして…
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「ほら、大丈夫?」
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姉さんと重なった。
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コメント
2件
📚くんの感情が豊かになったのに勝手に るあ感動です … ( お母さん 、、 ?
なんかヤンキーと元気すぎる生徒の話し合いみたいw