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・本作品はご本人様とは 一切関係ありません ・'nmmn' がわからない方は 閲覧禁止 ・個人閲覧の範囲で お楽しみください ・性的な表現があります (※18歳未満閲覧禁止※) ・内容/注意点/キーワードは 以下です ・kzlr ・異世界ファンタジー ・2人旅編 ・この話の前に50話くらい あります。読むの推奨。
2026.05.06公開 右lrさんを幸せにしたくなりますよね。kzhさんから全力で愛されていただきたく所存です。 (期間限定で全体公開です。前に50話くらいあるけど…笑)
どこか煤けて灰色だった 俺の人生は、
こんなに綺麗だっただろうか、?
・・
・・・
・・・・・
LR
今日、俺は葛葉の離宮を訪れている
LR
ローレン様、もう葛葉様が お戻りになりますので・・・、
LR
俺が中庭のガゼボ(?)でのんびり昼寝をしていたら、執事のおっちゃんが葛葉の帰りを知らせに来てくれた
では、そろそろ着替えを、 ・・・・、
LR
1週間前。強い雷雨(タイフーン??)が襲来してこの街を直撃した
LR
俺が勤める酒場も被害を受けて、1ヶ月ほどの休業を余儀なくされている
LR
それを葛葉に告げると「その休みの1ヶ月、俺にくれ!」とのことで。
LR
雷雨の後始末で、警備隊の仕事をして稼げそうだったってのに・・・、
KZH
LR
葛葉が満面の笑みで俺の元へ走ってくる
LR
城での執務だったらしく、金糸のあしらいが美しい正装を着て帯剣までしている。正直、カッコよすぎてキュンキュンする
LR
・・・顔にはぜってぇに出さねぇけどな!
KZH
にこっと少年のように笑う葛葉はぐーたらに寝そべる俺に手を差し出す。その手には白手袋を着けていた
LR
俺の視界から見るその光景は、ほんっとうに、なんていうか・・・、王子様?
LR
LR
LR
俺は葛葉に手を引かれて立ち上がり、優しい眼差しで俺たちを見つめている執事さんたちの元へと歩き出す
KZH
葛葉は心底楽しそうに俺の背中を押した
LR
そして俺は執事さんたちが待つ部屋へと連れて行かれた
・・
・・・
・・・・・
それから30分後。着替えを終えた俺たちは再び中庭に集合した
LR
なんで俺だけ真冬!?もう春なのに!こんっな羽毛のコートって・・・!
KZH
葛葉は俺の頭を愛おしそうに撫でてくる
LR
LR
KZH
酒場に来るときと同じ冒険者姿の葛葉は、俺の全身をジロジロと観察している
LR
LR
KZH
KZH
葛葉はププッと笑って茶化す・・・のがマジで腹立つけどね、可愛いなとか思ってねぇからな!
LR
LR
KZH
KZH
グイッ!
LR
葛葉は俺の言葉を制して腰を強引に抱き寄せると、
LR
春のぽかぽか陽気の中、中庭には春の花が色とりどりに咲き乱れている
KZH
葛葉は俺に適当に返事をすると、脇で控えていた執事たちに片手を上げて合図する
LR
すると、執事3人が俺たちの元へ駆け寄り、
LR
抱き合ったままの俺と葛葉の身体を革布とベルトで固定し始めた
LR
KZH
葛葉は愉快そうに笑う
LR
落ちない!? それってまさか、
・・
・・
・・
KZH
バサッ!!!
LR
俺を強制的にベルトで固定したまま、更には腕を俺の腰に回して、葛葉は羽を大きく広げた
LR
執事たちは恭しく一礼してから、柔和に微笑んで手を振り始める
LR
窓からはメイドたちも顔を出して手を振っていた
KZH
葛葉は俺の動揺など一切気にしない。飛び立つためにグッと屈み込むと、
LR
LR
KZH
バサッ!!!
大きく羽ばたいて、思いっきり地面を蹴った。砂ぼこりが舞う
LR
つまりそれは、俺も一緒に空へと上がっていくわけで。
LR
LR
葛葉は風を切って、真上へと上昇を続ける
KZH
100メートル上がっても、まだぐんぐんと上昇する
KZH
俺は母親が赤ちゃんを抱くように革布とベルトで固定されていて、更に葛葉に腰を抱かれており、墜落の不安はあまり感じない
LR
いや、それはそうとして!!!高すぎて!!流石に怖いわ!!!!!
ぎゅっ、、!
KZH
KZH
葛葉は胸にしがみつく俺をチラッと見下ろし、おでこにキスしやがった
バサッ!バサッ!
そして大きく羽ばたく
LR
LR
・・・いや、ほんで!!!寒いわ!!
LR
こんな上空までなんで!?まだ昼間なのに、人目につくようなことわざわざ・・・、
LR
KZH
葛葉は俺の背中に腕を回して抱き寄せると、また大きく羽ばたいた
LR
その風圧がローレンを襲い、髪が大きくたなびく
LR
KZH
LR
ん? 確かに、あったかい、か?
KZH
葛葉は俺の顔をチラッと見てから微笑むと、姿勢を寝かせ始める
LR
LR
水平方向に身体が傾いて俺は動揺するが、でも、安心させるように葛葉の腕がぐっと俺の背中を支える
KZH
LR
俺が葛葉を見上げると、至近距離で目が合って、
LR
KZH
葛葉はくしゃっと笑ってから、俺のおでこにまたキスをした
ちゅっ♡
LR
LR
KZH
KZH
LR
俺は何となく地上に視線を向ける
LR
LR
俺の眼下には住み慣れた街が広がっていた
LR
LR
この距離なら確かに、誰も吸血鬼(ましてや王族)が空を飛んでいるとは気づかないだろう
LR
LR
俺の吐く息は白い。それだけ上空にいて、そこそこの速さで跳んでたらそりゃそうか。
LR
葛葉を見上げると、ちょっと真剣な表情で行く先を見つめている。飛行ルートを探してるのか、な?
LR
LR
キュンとしつつ、俺は葛葉の邪魔をしないように黙っている。そしてまた眼下の街を観察し始めることにした
LR
LR
だとしたら酒場はどこだろ?とか、俺と葛葉の家は・・・なんて考えて、自然に視線がキョロキョロして騒がしくなる
KZH
KZH
葛葉は羽を大きく広げて風を受け、滑空しながら話しかけてくる
LR
かなり上空を飛行しているから頬が痛くなってきた。俺はフードを被って防寒に徹する
KZH
LR
LR
正直、よく言っている自覚はある。俺にとっては、山の向こうの景色を想像するのが旅行みたいなもんだったから。
KZH
LR
見に行く?
俺が困惑気味に葛葉を見上げると、葛葉も俺を見下ろしていた
KZH
KZH
葛葉は八重歯を出していたずらっ子のように笑い、
LR
そして、
その笑顔を見て、俺の心臓はぎゅぅ…っと痛くなった
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(終?) next:♡2000 &コメントは嬉しいですm(_ _)m