イチュウ人
クソッ、
イチュウ人
お前のせいで怒られたじゃねぇか!
イチュウ人
ボコバキッ
ゥ、、、
私、まだ大丈夫?
体をどんどん壊されていく中で思う
私は死んだことが無いから
どこまで私の体が壊れたら
死ぬのか分からない
私まだ大丈夫?
イチュウ人
おい、
イチュウ人
謝れ
イチュウ人
「奴隷風情が申し訳ございません」ってよぉ、
私、もうダメそう
、、、ど、奴隷風情が、、、も、、、申し訳、、、
ザク
アザミ
謝る必要は無い
アザミ
イチュウ人風情に謝るな
その人は、、、
とてもとても冷たい目をして
ひりつくような声と
棘のある声で
喋る人だった
あっ、、、あぁっ、、、
アザミ
コツ、、
ヒッ!!
アザミ
そうやって丸まっていても
アザミ
奪われるものばかりだ、、、
でもその人の言葉は
どこか迷ってるみたいで
ほの人の声は
自分が味わった苦しみの分
優しくなろうとしてるみたいで
その人の目は
未来の向こうを
向こうと
必死に見えた
アザミ
目は失ったかもしれないが、、、
アザミ
お前はまだ困難に
アザミ
立ち向かう腕も足も残ってる
アザミ
何より、、、
何故かは分からない、、、
分からないけど
アザミ
お前はまだ人間だ
アザミ
これからなんだって出来る
うわぁああああぁぁぁぁぁん!
涙が止まらなくなった
どんなに痛くても
出なかった涙が
止まらなくなった
私はまだこれからだった
嬉しくて嬉しくて
仕方なかった
アザミ
泣いてないで逃げろ
イチュウ人
吸血鬼が荒らしに来た!
イチュウ人
殺せ!
イチュウ人
今は昼だから弱ってるはずだ、
イチュウ人
心臓だ!
イチュウ人
心臓を狙え!
ハウンド
あーーー!!
ハウンド
敵が多い!!
ハウンド
日差しが強い!!
ハウンド
疲れたーー!!
カッゼ
君が言い出した事だ
カッゼ
それにだったら君が奴隷を
カッゼ
助ける役割をすれば良かった
カッゼ
そーすれば僕はあの人と一緒に戦えたのに
ハウンド
いやぁ、でもあの人が
ハウンド
1番人を助けるのに向いてんだろ?
カッゼ
、、、確かにな
アザミ
退くぞ
ハウンド
でも奴隷がまだ、、
アザミ
奴らは全員
アザミ
異宙人だ
アザミ
人じゃない
ハウンド
つったって
アザミ
これ以上市場に打撃を与えれば
アザミ
レイナ・ガーベラが来なくなる
アザミ
かもしれない
アザミ
それともお前は異宙人側なのか?ギロ
ハウンド
ち、ちがうっす、、、
ハウンド
すみません、、、
カッゼ
人間の奴隷は?
アザミ
全員逃げっていった
アザミ
俺も奴らから見れば異宙人だ
カッゼ
全員ですか?
アザミ
なんだ?
カッゼ
や、そのちっこいのは?
アザミ
、、、
アザミ
何故ついてきた?
行くとこ無いから
アザミ
だったら自分で探せ
ハウンド
アザミさんコイツも一緒に、、、
アザミ
駄目だ
アザミ
そこら辺隠しておけ
アザミ
運が良ければ見つからないだろう
アザミ
ん?
、、、
嫌だギュ
一緒に行く
アザミ
、、、
何でもするから
その為の手足が私には
まだ、
あるから、、、!!
アザミ
、、、
カッゼ
敵に見つかりました
カッゼ
隠してる時間も惜しい
カッゼ
とにかく今は拠点に戻りましょう
アザミ
カッゼ、、、
アザミ
はぁ、、、
アザミ
面倒は見ないぞ
アザミ
どうだった?
カッゼ
酷いですね
カッゼ
目以外も色々傷ついてる
カッゼ
適切な治療が必要です
アザミ
病院に連れて行くか?
カッゼ
いえ、この近くには病院はありません
カッゼ
僕が見るのがいいかと
ハウンド
ならいっそ俺たちの血をわければ
ハウンド
目が治んじゃね?
カッゼ
吸血鬼の血に適応出来る人間は少ない
カッゼ
この子を殺したいのか?
ハウンド
あっ、、、
アザミ
お前の意見はどうだなんだ?カッゼ