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シスター?
倒れ込んだ「騎士様」を見ながら、 私はそう呟いた。
辺りには剣が落ちている。 何故なら、私が勝ったから。
「悪魔」はよくやってくれた。 私、「シスター」は無力だから。
戦ってくれた「悪魔」に 感謝をしなければ。
私は心の中、そう思った。
果たして、 悪魔は「騎士様」を どうするのだろうか。
儀式に使って殺すのかな。 私はそう考えていた。
突然、 私「シスター」に 人格が変わった。
シスターテト
シスターテト
私は「騎士様」を起こして、 それを確かめた。
騎士レイ
騎士レイ
「騎士様」は、まるで 子供のように震えていた。
シスターテト
シスターテト
本当はこんなこと、 でっちあげの極みだ。
だから、 これに対しての反応で 対応が変わる。
騎士レイ
彼女の返答は、 シンプルな感謝だった。
一応洗脳は効いてるらしい。
……。 私の洗脳が効きずらい子を ようやく洗脳できたんだ。
放っておくことなんかできない。
手元にずっと置いていたい。 きっと、強大な力となるから。
騎士レイ
シスターテト
騎士レイ
シスターテト
笑顔で彼女と会話する。 私の本性を隠して。
シスターテト
シスターテト
騎士レイ
「騎士様」は私にそうたずねた。 私はそれに頷く。
騎士レイ
「騎士様」を こちらに引き込むことができた。
これで、 だいぶ人間界を探ることが楽になる。
シスターテト
シスターテト
騎士レイ
シスターテト
騎士レイ
その後は、 よく働いてくれる彼女のおかげで、 教会は賑わっていた。
騎士団に「教会は何もなかった」と、 レイが言ってくれたおかげで、 教会から人が一人、 また一人と消えていっても 誰も気にしなくなった。
嗚呼。 人間とはなんて愚かで 愛らしいのだろうか。
そんな人間を手元に置いておける。 私はなんて幸せ者だろうか。
騎士レイ
シスターテト
シスターテト
私は、再び儀式に集中し出した。
シスターに懺悔を
終了