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コメント
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ピピピ 、 ピピピ
角名倫太郎
角名倫太郎
昨日の記憶を辿る
頬がほんのりと紅色に染まる
角名倫太郎
気を取り直してリビングへ向かおうと、足を動かす
角名倫太郎
角名倫太郎
そこで、視界がグラッと床へ落ちる
鈍い音がした
俺は...倒れたのか？
息が苦しい
母さんの足音が聞こえる
でも、意識が遠のいて────
角名倫太郎
辺りを見回す
俺は倒れて...熱だったのか？
あれ、これは...
角名倫太郎
ったく...母さん、心配性なんだから
それより、学校は？
今、何時だ？
角名倫太郎
15分前の着信...ってことはもうそろそろ────
ピンポーン
宮治
...来た
角名倫太郎
角名倫太郎
玄関まで重い足を動かす
なんだよこれ...足枷でもついてんのかよ
なんとか玄関前まで着く
角名倫太郎
っやば...
倒れ...
宮治
宮治
宮治
...なんだこれ
目の前に治の体が...
てか、いい匂いするな
ぁあ、キモイこと考えんな
それより心音うるせえ...！
宮治
宮治
えっ、はっ？？
はーーーーーっ！？
角名倫太郎
宮治
宮治
宮治
角名倫太郎
角名倫太郎
今だけ治が母親に見える...
宮治
角名倫太郎
宮治
治がふざけた様に笑う
恥ずかしがりながらもその笑顔は綺麗だと感じてしまう
いや、可愛いか？まぁ、そんなことはどうでもよい
それより...叫んで喉が乾いた
角名倫太郎
宮治
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
宮治
...わざわざ水を注いできてくれたのか
角名倫太郎
こういう優しさにはつい惚れてしまう
やはり侑は治に劣るものがあるな
宮治
治が玄関へ向かおうとする
もう帰るのか？俺はまだ...
宮治
...つい引き止めてしまった
どうしよう、何を言えばよいのだろう
角名倫太郎
角名倫太郎
顔が燃えるように熱い
これは、風邪のせいなのか...？
宮治
治が弾けるように笑う
この笑顔は本当にずるい。
治の笑顔を見る度に、心臓が激しく鼓動してしまうのだもの
宮治
ああ...なんだか熱が上がってしまったような気がする
でも、治の笑顔が沢山見れたから良いのだ
主
主
主
主
主
𝑇ℎ𝑎𝑛𝑘 𝑦𝑜𝑢
