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愛華
愛華
愛華
愛華
愛華
愛華
愛華
愛華
ご本人様とは一切関係ありません
~数年前~
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もぶ
もぶ
もぶ
白
水
白
水
もぶ
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水
白
水
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水
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嬉しかった。当時誰も味方がいなかった僕と 仲良くしてくれて、守ってくれて
第3話 『臆病な兎の秘密』
~現在~
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夢……?あんな、昔の夢…
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毎日虐められて、泣いて その度にいむくんが助けてくれて
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第3話 『臆病な兎の秘密』
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赤
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水
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無理しがち、か……
赤
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赤
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水
赤
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桃
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桃
赤
水
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僕達3人は、毎日この時間を楽しみにしていた 虐めも無くて、いいなぁ…… 平和、やな
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絶対、あの頃の痛みだけは忘れない
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前髪で隠している、傷も
ガラッ
青
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桃
水
青
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あの事があってから2人は同じ家に住んでいるらしい
青
水
青
白
桃
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青
桃
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水
あの事、とは 前にないちゃんの両親が事故で亡くなったこと ないちゃんの両親は世界的に有名な人で、知らない人はいないくらい だから亡くなった次の日とかは結構学校全体がざわついてたな
桃
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赤
桃
赤
白
赤
シーン、、
桃
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親には…な
青
水
青
水
桃
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シーン、、、
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赤
バタンッ
青
水
桃
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もしかして、りうちゃんがいつも無表情なのって…
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水
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水
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母
白
母
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母
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母
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バタンッ
白
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愛されて育ってきた。そんな中、辛いこともあった 心も、身体も、ボロボロだった
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褒めてくれるし、応援してくれるし やりたいって言ったことはやらせてくれる
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好きで始めたラップも、結構自信ある でも、怖い。周りの反応が怖い
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昔からずっとそう、向き合わずに逃げてきた
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ずっと隠してきた、仮面の下の僕を
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母
あれから1週間。僕は学校を休んだ 特に体調が悪い訳では無い ただ……何も無いのに、苦しかったから 今日はお母さんに連れられてショッピングモールに来たんやけど…
母
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母
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青組の母
水
青
水
青組の母
青
白
母
白
青組の母
白
母
青組の母
母
青組の母
母
青組の母
母
白
母
青組の母
めっちゃ笑顔で去っていった …気まずいんやけど
青
水
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青
水
何かを思い出したように少し大きな声で
水
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焦っていむくんの口を手で思い切り塞ぐ
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青
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青
水
離してと全力で訴えてくるいむくん しょうがないから手を離してあげた
水
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水
青
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青
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青
水
白
青
水
僕は逃げるようにクレープを買いに行った
青
水
青
水
青
水
青
水
青
水
青
水
僕がクレープを買って戻ると 難しい顔をして話していた
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青
白
水
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僕は無意識に前髪にピンをした
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青
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急いでピンを外して隠すがもう手遅れ バレた…この、傷
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水
青
水
水
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……会いたくない
白
白
…もう、無理かもしれない
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大切な人に、数年間隠してきた秘密が …大丈夫、お母さんにバレなければ …バレなけれ、ば………
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こんなに弱い俺で、臆病な俺で 強がってばっかりで、でも本当はこんなに弱い
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白
ずっとずっと耐えてきた。そして恐れてきた すべて、自分を守る為に…この傷を隠す為に 前髪も切らずにずっと隠してきた それが自分のせいでバレた。
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虐められていたのも、 弱いのも全部 全部自分のせいだ。他の人に非は無い
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もぶ
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数年ぶりに、俺を虐めていた彼奴と出会ってしまった 髪があの頃より長くなって、スタイルも良くなっている 顔も可愛くなったし、なんだか他の女の子より大人っぽい
もぶ
遠慮がちに俺に話しかけてきた 有栖くんだなんて此奴から呼ばれたことなんてなかったのに
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もぶ
名前を忘れてしまったせいで、どう呼んでいいのかが分からない そしてあの頃より優しくなっている。 ハンカチから少しだけ香水の匂いがして、 なんだか落ち着く
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もぶ
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もぶ
優花
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思い出した、花里優花… あの頃はいじめっ子グループのリーダー的存在だった
優花
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優花
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優花
優花
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優花
優花
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優花
優花
あぁ…こういう時、どんな言葉をかけていいのか 分からない自分を呪いたい
優花
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優花
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白
白
優花
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優花
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白
白
僕とはまた違う辛さが花里さんにはあった 味方が居ないのは辛い。
優花
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優花
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優花
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優花
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優花
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優花
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優花
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優花
白
優花
僕たちはそれぞれの道へ歩いていった なんだか、大切な事を幾つも教えられた気分だ でも、…花里さんは僕を救ってくれた …今はこれでいい。これでいいんだ この顔の傷も、心のキズも…… 全て、僕のものだから。僕だけのものだから 僕には、みんながいる。りうちゃんが居て、いむくんがいて ないちゃんが居てまろちゃんが居て ……悠くんがいて
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数年間悩んできた、苦しめられてきた想い 願っていたこと。…いつか幸せになりたい 答えは…きっと、もうあったんだよね…? 花里さん
白
コンコン、と生徒会室のドアをノックする
桃
……大丈夫、ちゃんと話そう。僕の事を…皆に 僕は深呼吸をして、生徒会室のドアを開けた
水
青
桃
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真剣な表情をして、僕は前髪を上げた
桃
赤
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桃
赤
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青
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赤
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桃
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青
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赤
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桃
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水
青
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でも、こんな俺でも……
白
水
青
白
水
白
水
青
桃
赤
これから先、辛くなること、死にたくなるような事…沢山あると思う でも今の僕には、花里さんがくれた言葉と皆がいるから だから、きっと乗り越えられる。…今の僕なら、きっと
ありがとう、花里さん。