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監禁されて3日目。
今日も、俺はアイツに監禁されている。
日向
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
日向
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
日向
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
ﾊﾞﾁｯ
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
日向
この人は、時々性格が変わる。
優しいと思ったら急に怖くなるし。
いつも叩いたりしてこないのに、こういう時だけ叩かれる。
こわい。
今日はテレビを見てみることにした。
ニュース番組。
モブ(使い回し)
これは、俺なのだろうか。
俺だったら、いいな。
こんな状態でも、助けに来てくれると分かると、気が楽になる。
怖いのも、少しだけ無くなる。
大丈夫、大丈夫。
ｶﾞﾁｬｯ
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
日向
あの人が帰ってきた。
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
日向
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
日向
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
日向
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
日向
そうだ···。
そう、だもんねっ。
だって、見捨ててなかったら···俺の事すぐ助けに来てくれるもん···。
おれのことなんか、どうでもいいんだ···っ。
信じた俺が···馬鹿だ。
日向
日向
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
ｷﾞｭｯ
ﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯ
日向
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
夜になると、この人は性格が変わる。
すぐ手を出してくる。
殴られる。叩かれる。蹴られる。
俺でストレス発散していっている。
ﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯ
日向
日向
柴伊太郎(ｼﾊﾞｲﾀﾛｳ)
ﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯ
ﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯ
ﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯ
助けなんか来ないってわかってる。
俺は見捨てられてるんだから。
でも、助けて。
こんな痛いのは、俺、やだよっ。
日向
3日目、殴られながら終わっていく。
また明日も、殴られるんだろう。
助けは、いつ来るの？もう、来ない？
影山たちは、今どうしてるのかな。
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