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ふと周りを見てみると、言葉で表しようのないほど悲惨な場所だった。
分かりやすく言って、「地獄」だろうか? そんな光景だった。
そこらには多くの死体があり、血肉独特の鉄臭さが漂っていた。
瓦礫に身体が刺さり、内臓が飛び出している死体もある。
生きていても身体を半分失ったものや、大切な人を失った者が殆どだろう。
私以外は。
私は何故か、かすり傷だけだった。 失ったものも無かったというより、失うものがなかった。
だけど、そんな私も膝から崩れ落ちた。
こんな光景になる前のことは覚えてない。
でも、私の心は「罪悪感」と「後悔」でいっぱいになった。
エイル
私はその場で泣き叫んだ。
エイル
周りを見ると、私の部屋。
カーテンの隙間から、少し光が差している。
エイル
私は、ベッドの上にいた。
さっきの夢は、5年前の大嵐が過ぎ去った後の記憶。 忘れようにも忘れられない、私のトラウマだ。
私は、ベッドから降り、着替えた。
そして、みんなのところへ行く。
「みんな」というのは、私の仲間だ。
『ROWDY SHOGUN』というチーム。 メンバーは私を含めて17人。
リーダーのハデスさん。
副リーダーのゴエモンさん。
テンションが極端なミーヤ。
パープル髪のグスク。
切れ者のマルドゥク。
元軍人だけど笑顔が可愛いトラヴィス。
いつも陽気で元気なサルトビ。
いつも冷静なキサラギ。
筋肉が凄いマリーン。
色んな武器を作れて、器用なキューブ。
少しシャイだけど優しいジョー。
機械遣いが上手で、凄腕ゲーマーのエイノット。
最少年ながら頼りになるジュディ。
超努力家のベイリー。
童顔で美青年のリュカ。
超クールなルプス。
そして、私。
最高な仲間たちだ。