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伊桜梨の過去 番外編
伊桜梨
よっ！
伊桜梨
伊桜梨だよ
伊桜梨
うちの過去？
伊桜梨
つまないよ～
伊桜梨
ま、行こっか
父が死んだ
伊桜梨
お父...さん...？
伊桜梨
お父さんっっ！！
伊桜梨
嫌ｯ...！
それを追いかけるように、母も死んだ
伊桜梨
お母さん...っ
伊桜梨
嫌ぁぁ...！！
伊桜梨
私っ、私っ、...！
伊桜梨
1人は嫌だよッ...！！
私は、死のうと思ってた
父と母に会うために
でも、そんなことしても親は望んでないんだって。
伊桜梨
...
伊桜梨
居場所なんて...
伊桜梨
ないんだから...
伊桜梨
死んだ方が...マシだよね
？？？
オマエ、何してんの？
伊桜梨
...後追いしようと思ってる
伊桜梨
父と母が死んだから
？？？
ふーん...
？？？
くだらねぇな
伊桜梨
...ほっといてよ
伊桜梨
私、クラスで浮いてんだから。
伊桜梨
アンタと話してたら...もっと浮く...
？？？
...死んだ奴の事なんて忘れろ
伊桜梨
えっ、そんなこと...
？？？
そいつはもうオマエを守ってくれない
？？？
オマエには何の価値もないから誰も守ってくれねー
伊桜梨
...
？？？
...わかるか？
？？？
だから俺が、オマエに生きる価値をやる
？？？
分かるか？
今日から俺が王で
オマエは姫
伊桜梨
...！
今日死のうと思っていた。
そんな私に"イザナ"は
生きる意味をくれた
そして、また再開した。
伊桜梨
...！
あの日、あの夜、踏切で___
ねぇねぇ
ウチを泊めてよ
伊桜梨の過去編 𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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