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目を覚ますと

真っ暗で何も見えない

少し肌寒むい

服を着てないだろう

???

…起きたか?

この、優しい声…

橙…くん?

そうだよ

でも、何か違う

いつもの元気な彼じゃない

なんかあった?

…え?

いつもの橙くんじゃないよ?

…赤のせい

俺…何かした?

したなら…ッ

俺の口を塞ぐように

口に優しいキスを落とす

橙ッく…ッ

酸素を求める

その少し開いた口に

彼の舌が入ってくる

頭にグチュグチュと響く音

息がそろそろ限界で

彼の胸板を優しく叩く

するとゆっくり離れて

俺達を銀の糸が繋ぐ

橙くッ

次は角度を変えて

何度も何度も

優しいキスを繰り返す

それを終えた後

彼は何かの容器を取り

中身を手に付け

グチグチと温め

俺の 下の口に手を添える

でも、それが怖くて

彼の手を拒んでしまった

…だめ?

怖い…ッ

次は俺の目元に優しいキスをする

優しくするからさ

赤をちょうだい?

俺の…全部ッ…あげるッ

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