テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ぼんじゅうる
グラサンバナナ
おんりー
なすびネコ
おらふくん
ドズル
おおはらMEN
ぼんじゅうるSide
???
わ、吃驚した……
ちょうど、一服しようと席を立ったときだった。静かなオフィスでおらふくんの声が響く。
おらふくん
脈アリかぁ、両想い…いいねぇ
おんりー
ぼんじゅうる
『脈アリ』という単語に反応してか 『いいな』と声を漏らすおんりーチャンに つい突っかかってしまった。
推しの恋愛事情……気になるッッ
おんりー
急に声をかけたせいか、此方を見上げながら、目を見開いている。 ………俗にいう上目遣い、なのだろう。
_____何それ可愛かよッッ!!
おんりー
そう言いながら、おんりーチャンは斜め下を見た。 なんか、ギャップがあっていいな、と思った。ホント可愛い。
しれっとおんりーチャンの正面に座っても文句を言われないどころか、気にもとめられてないかもしれない。。。
ぼんじゅうる
おんりー
ぼんじゅうる
急におらふくんの方を見るから、 おらふくんのことを気にしていたから、 つい思ってしまった。
ぼんじゅうる
おんりー
おらふくんのことが好きなんじゃないかと思ってしまった。 …別に、おんりーチャンが誰を好きだろうと、推しが幸せなら俺はそれでいいハズなのに
ぼんじゅうる
おんりーチャンと目線を合わせたくて、でも面と向かって聞くには恥ずかしくて、おんりーチャンの耳元でそう呟くと
おんりー
おんりー
真っ赤な顔をして必死に抵抗している。 そんな、おんりーチャンが可愛くて、意地悪をしたくなってしまう。 ……ホント、大人気ねぇなぁ、w
ぼんじゅうる
自分でもわかる。 今、俺はとてもニヤけている。多分気持ち悪い顔をしていると思う。
おんりー
動揺を隠しきれていない……いつものポーカーフェイスは何処へやら…
ぼんじゅうる
思わず声を出してしまったけれど、幸い聞こえていないようだ。。。 ………聞こえてても良かったのにな、
冗談半分で、でも本当にそうだったら良いな。と思って、 本当に好きじゃないなら、なのに真っ赤になってるなら、それしかないなと思って。 ちょっとでも意識してもらいたくて。 馬鹿げたことだとわかってても、聞いてしまう。
ぼんじゅうる
おんりー
おんりーチャンは気づいているのだろうか? そんなことを言いながらも頬を赤くして 乙女のような顔をしている。 此れだから推すのを辞められない…… この可愛い生物を一生推していたい…! 改めてそう思った。
ぼんじゅうる
おんりー
強がってる処も目茶苦茶可愛い…♡ って、このままだと、キモおじだとかセクハラだとか、良くない方に行ってしまうのでは…!?
おんりー
ぼんじゅうる
おんりー
おんりー
おんりー
ウ"ゥ"…3連発…… この質問攻めをどうやって乗り切ろうか、、、
ぼんじゅうる
おんりー
少し首を傾けて此方を覗いてくる。 駄目だ可愛い……… 今日も推しが尊い……!!!
って、そーじゃなくて! 今はこの状況をどうやって切り抜けるかを考えないと……!!! そ、そうだ!アレだ!!!
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
おんりー
不安そうな顔で此方を覗いてくるおんりーチャンがたまらなく可愛かった。
いやいや…!? 俺が好きなのはおらふくんじゃなくて ネコちゃんで!おんりーチャンは推しで…!! そう。俺は最近知り合ったあの子に恋をしたのだ。年は俺よりも20個くらい下らしい。。。まじかよ。 あー、そんなこと考えてたら早くあの子 と話したくなってきた…… 文面だけでわかる。本当にかわいい。 俗にいうネット恋愛なのだが……
ぼんじゅうる
なんて考えていたら、自分でもわかるくらい顔が熱くなってきた。。。 すると、
おんりー
って、いきなり叫びだすから吃驚してw いろんな人の視線を感じる。 何より、MENの反応が怖い。んー、こゆときは、、、
ぼんじゅうる
おんりー
え、何その反応。可愛すぎる。。。 ホントにおんりーチャン俺のこと好きなのでは?なんて期待してしまったが、俺はおんりーチャン推しなので、恋愛には持ち込めない……… あ、でも、意識されてない可能性もあるよね………(泣)
おおはらMEN
おおはらMEN
そんなことを言いながら、俺の方に腕を回すMEN。ちょっと吃驚して声を漏らしそうだったけど、
ぼんじゅうる
おおはらMEN
って言ったら 残念そうに、少し拗ねておらふくんのところに戻る。
ごめんな、MEN…おらふくん… 此れは俺とおんりーチャンの2人だけの秘密の話なんだ
おんりー
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
俺が、2人の時間を邪魔されたくなかっただけだし、 とは言えなかった。
暫く沈黙が続く。 おんりーチャンが口を開いて尋ねる。
おんりー
おんりー
正直、おんりーチャンとこんな話題になるなんて思ってなかったんだけどなw 隠す理由なんてないし、正直に話すか、
ぼんじゅうる
おんりー
ぼんじゅうる
そう言いながら少し俯く。 あまりおんりーチャンに、今の俺の顔を見られたくなかったからだ。
頭の中に、ずっとあの子がいる。 ………幸せだな、
でも、勿論。 目の前におんりーチャンがいるって、いうのもあるんだろうなぁ、 本当。この子は、俺の推しと好きな人は 可愛すぎる。
おんりー
ホラ、また可愛い。 少し不安そうな顔をしているのは何故だろうか? というか、此処まで来て、まだ俺に好かれていると気付かないのか? 全く、鈍感にも程がありすぎる。。。
ぼんじゅうる
嘘ではない。 と、思う。『好きな人』とは云いつつも、ハッキリと『好きなんですか?』なんて聞かれたら少し迷ってしまうだろう。 『気になってる子』で収めるくらいが丁度よい。
おんりー
ぼんじゅうる
おんりー
ぼんじゅうる
なんか、俺だけ墓穴掘ってるみたい。 結局おんりーチャンの好きな人知れてないし!!!! 推しの好きな人…気になるだろう!?!?
おんりー
ぼんじゅうる
おんりー
ぼんじゅうる
おんりー
楽しそうに笑っている姿を見るだけで、此方まで楽しくなるし、本当に幸せだと思う。
おんりー
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
嘘だ。
そんな訳ないだろ? 俺はおんりーチャンの、推しの恋愛事情が気になって突っかかってしまっただけだ。 でも、そんなこと本人に云えるわけもなく 嘘を付く。
おんりー
ぼんじゅうる
おんりー
おんりー
ぼんじゅうる
おんりーチャンは『なんで聞こえてるの』とでも言いたげな表情で此方を見る。。。 だって、推しの言葉は一文一句逃したくない…!!だから聞き逃さないように……って、なんか変態みたいだな(←)
おんりー
どーゆーことだよっw 広めないよ、別に……w 俺とおんりーチャンだけの秘密にしときたいし、
ぼんじゅうる
おんりー
ぼんじゅうる
おんりーチャンにも好きな人がいて、 その好きな人が、おらふくんだと勘違いされたくない……ってことかな? と、思ったんだけど、なるほど『おらふくんに申し訳ない』か、
おんりー
ぼんじゅうる
ほんと、優しいねぇこの子は。 と、同時に何かを隠しているような気もした。一体何を隠しているのやら。
おんりー
ぼんじゅうる
なんていう何気ない会話。 此れだけで十分に満足してしまう。 こんな日々が永遠に続きますように、と そっと祈る。
???
………視線を感じる。
視線の主は判っている。 ___おらふくんだ。
この感じだと、おんりーチャンは気づいていなさそう。 気づいていても、あまり気にはしていなさそうだ。
おらふくん
ぼんじゅうる
おんりー
気まずい…ッッッッ とにかく気まずいッッッッ
誰か助けて………
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
割と大きめの声で、 おらふくん達にも聞こえるくらいの声で、 そう、おんりーチャンに伝える。 勿論、茶化し半分なのだが、 もし俺の予想が正しいなら、俺が出ていったくらいに、おらふくんがおんりーチャンに近づくだろう。
おんりー
おらふくん
ぼんじゅうる
あー、おらふくんは気づいたか〜 でもこの感じ…… おんりーチャンは気づいてなさそうだな、w 一応言っとくか、
おんりー
おんりー
ぼんじゅうる
おんりー
ぼんじゅうる
おんりー
おんりー
と言いながら俯くおんりーチャン 可愛すぎるッッ え、てか、何?気づいてたの?? 気づいてて 俺と2人っきりで会ってくれるの?? 可愛いし、嬉しいし、、、やばすぎるッッ 耳まで真っ赤になって、そんなに意識してくれてるの? と茶化したかったけど、コレに関しては俺も限界だ。
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
おんりー
そう言ってオフィスを出る。 小走りで、振り返らず、
ぼんじゅうる
ドズル
ぼんじゅうる
おおはらMEN
ニヤニヤしながら近づいてくる2人。 一体いつから、何を聞いていたんだろう。 怖いなぁ
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
おおはらMEN
ぼんじゅうる
ドズル
おおはらMEN
ドズル
という、よくわからない会話をしている 2人を他所に チラッとおんりーチャンを確認すると、 嗚呼、やっぱり、これで確信的だ。 おらふくんはおんりーチャンが好きなんだ。 んと?つまり、整理すると……
🍆→推し🍌好き←⛄ ってことだよな? おんりーチャン愛されてるなぁw って、違うだろう!?
も、もし、めでたく おんりーチャンとおらふくんが付き合ったら 俺はどうなる? いや、別にどうにもならないし…俺には ネコちゃんがいるけど、 推しの熱愛とか無理だぁ…………
なんて考えていたら、
おおはらMEN
ぼんじゅうる
ドズル
おおはらMEN
ぼんじゅうる
おおはらMEN
ドズル
ぼんじゅうる
〜 おまけのおんりーSide 〜
暫くの沈黙のあと、 ぼんさんが口を開いてこう言った。
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
……え?今なんて? 『2人っきり』って言った? しかも、『今度ゆっくり』???
……ぼんさんからそんなこと言われるなんて 凄く嬉しかった。 でも、そんなことバレたくないから 平静を装って、
おんりー
おらふくん
何に反応してか、おらふくんの驚く声が聞こえる。 どうしたんだろう??
ぼんじゅうる
おんりー
ぼんさんは何か気づいているのだろうか?
おんりー
ぼんじゅうる
おんりー
ぼんじゅうる
ニヤッとしながらこちら見る、 ……気づいてますよ!!最初から!!! でも、あえて触れなかったんです!!!! 恥ずかしいじゃないですか、?自分から言うの…… なんで、またハッキリと言うんですか… 目茶苦茶怒りたかったけど、 怒って変に意識されてると思われたくないので、何も言わなかった。 というか、いえなかった。 身体が熱くなるのがわかる。
おんりー
おんりー
…言ってしまった。 俺、今日どうしたんだろう……? どうしてこんなに、ぼんさんに素直に… しかも、今日は沢山身体が熱くなって、 て、照れてしまった……気がする。。。 本当に…どうしたんだ……
恥ずかしくなって下を向く。 だから、ぼんさんがどんな顔してるのか分からなかった
ぼんじゅうる
でも、声は震えていた…… ぼんさんも意識してくれてるのかな…… なんて、馬鹿なことを考えてしまった…!
ぼんじゅうる
おんりー
そう言って小走りにオフィスを出ていく ぼんさんの背中を眺めていた。
本当にダメな…今日の俺…… ____バナナさんとお話をしたい。
そう、俺は、最近知り合った 『グラサンバナナ』という人が気になっている。 ぼんさんは『推し』だ。何処までで行っても恋愛になることはない、!!
おんりー
緊張したなぁ、とか思いながら 『俺も帰ろうかな』と考えているの
おらふくん
いきなりおらふくんから声をかけられ吃驚した……
たまにはいいかと思い、おらふくんと食べに行くことにした。
おんりー
おらふくん
おんりー
おらふくんとは気軽になんでも話せるから、嬉しい。
おんりー
おらふくん
おらふくん
おんりー
心からの本心をつい言葉にしてしまったが、おらふくんは呆然と立ち尽くしている。
おんりー
おらふくん
おらふくん
そう言ってオフィスを出るおらふくんは なんだか少し顔が赤い気がして、
おんりー
おんりー
熱でもあるのかと心配だったけど、 おらふくんとのご飯が楽しみだし、誘ってもらえたことが嬉しくてそれ以上は頭が回っていなかった。
此処まで見てくださり 有難う御座います!
良ければ、 いいね👍と感想💬 お願いします!
主
主
主