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イデアの妹は監督生！？

第27話 - 3-4~3-5｢めんどくさ...｣

202

2023年08月05日

#ツイステ

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#ドラマ

#ファンタジー

#twst

リコ

鏡舎

ジャック

ここは...各寮に繋がる鏡舎か

ノア

だね

モブ共(ハーツとかサバナとか)

今回は絶対に50位以上に入れたと思ったのに〜！

モブ共(ハーツとかサバナとか)

ちくしょう、騙された！あのインチキタコ野郎！

モブ共(ハーツとかサバナとか)

俺の学園生活...お先真っ暗だぁ〜！

友

(あの二番目...アズールが聞いてたらちょっと怒ってたな...)

ジャック

なんだ!?あの三馬鹿以外にも頭にイソギンチャクを生やした奴らが沢山いやがるぞ！

ノア

ほんとだね

ジャック

2、3年の生徒もいるみてぇだ...全員オクタヴィネル寮に繋がる鏡へ入っていく

友

そ、イソギンチャク達は全員...ね

ノア

インチキタコ野郎ってまさか....

ノア

(アズールさん...か？)

ジャック

俺達も行ってみるぞ

ノア

ん

オクタヴィネル寮

友

我が寮へようこそ〜

ノア

水の中...？

ジャック

マジかよ!!すげぇなナイトレイブンカレッジって！

ジャック

....ｺﾞﾎﾝｯ

ジャック

仮にも別の寮の縄張りに入るんだ、お前も浮かれてねぇで用心しろよ

ノア

浮かれてんのはどっちだよ

友

まぁまぁ〜

え？昨日と背景が違うって？気のせいだよ★

ノア

イソギンチャくだ軍団はここに集められたみたいだね

ジャック

100...いや、200人近くは居そうだな...それにこの場所は？サ店見てぇだな...

友

店ではあるね、『モストロ・ラウンジ』っていう

ジャック

『モストロ・ラウンジ』？

ジャック

エース達はどこ行った？

アズール

これはこれは、成績優秀者上位50名からあぶれた哀れな皆さん

アズール

ようこそ『モストロ・ラウンジ』へ

アズール

皆さん僕の事はよ〜くご存知でしょうが、改めて自己紹介を

アズール

僕はアズール・アーシェングロット

ノア

(やっぱりアズールさんじゃん...)

アズール

オクタヴィネル寮の寮長であり、カフェ『モストロ・ラウンジ』の支配人であり、そして＿＿

アズール

今日から君達の主人になる男です((ﾆﾔ

ジャック

...なんだって？((ﾎﾞｿｯ

アズール

君達は僕と勝負して負けた

アズール

契約に基づき、これから卒業窓の間、僕の下僕として身を粉にして働いてもらいます

エース

ちょっと待った、こんなん詐欺だろ！

アズール

確か君は、1年のエース・トラッポラさんでしたね

アズール

詐欺だなんて人聞きが悪い

アズール

僕は契約通り君に完璧なテスト対策ノートを渡したはずですよ

アズール

しっかりこなぜば、90点以上は取れたはずだ

エース

ああ、確かに取れたぜ92点！

アズール

それは良かった！お役に立てたようで何よりです

ノア

(...アズールさんってタコだったんだ...)←今それ思う？

エース

でも、対策ノートを渡した相手がこんなに居るなんて話聞いてねーよ！

デュース

エースの言う通りだ

デュース

これじゃ対策ノートをもらったって上位50名に入れる訳ないじゃないか！

グリム

みんなが90点以上じゃ、85点取っても赤点の時と順位が変わらないんだゾ

アズール

貴方達、守秘義務という言葉をご存知でしょうか？

アズール

楽をして良い点を取りたい、落ちこぼれになりたくない、テスト前日まで遊び呆けていたい

アズール

今回、期末テストで僕を頼ったバカ...いえ、皆様の事情は様々でしたが...

ノア

(今バカって言ったな)

アズール

"誰が"、"どんな事情で"、"どんな契約をしたか"...などというプライバシーに深く関わることを

アズール

僕がペラペラと他人に喋ったりする訳がないじゃないですか

アズール

僕はとても誠実な男ですから

ノア

(これに関しては僕もしないな)

アズール

ほら、契約書127ページ目に秘密保持契約について約款があるでしょう

アズール

僕はそれを守っているだけのこと

ノア

(どんだけ長い契約書なんだよ)

グリム

じ、じゃあテスト対策ノートの担保に預けたオレ様の火の魔法はどうなるんだゾ？

モブ共(ハーツとかサバナとか)

そ、そうだ、僕の水の魔法は？

モブ共(ハーツとかサバナとか)

俺のユニーク魔法返してくれよ

アズール

おやおや皆さん、契約条件をもうお忘れで？

アズール

『期末テストの対策ノートを渡す変わりに貴方の"自慢の能力"を1つ僕に預けてもらう

アズール

貴方が成績優秀者上位50名以内に入れば能力は返還し...

アズール

さらに卒業までの全てのテスト対策ノートをあげましょう

アズール

でももし、貴方が50位以内に入れなかった時には＿＿

アズール

卒業までの間、僕に絶対服従の下僕になる』...とね

ノア

(よく契約しようと思ったな此奴ら)

アズール

契約上、すでに皆さんの身柄は髪1本まで僕のものです

アズール

つまり、能力を返すも返さないも僕の自由だ

エース

そんなんアリかよ！

ノア

(お前らが契約してんだろーが)

ジャック

さっきから聞いてりゃ...どいつもこいつも気に入らねぇ!!!

ノア

え、ジャック!?((ﾎﾞｿｯ

ノア

あーあ...もういいや...めんどくさいし((ﾎﾞｿｯ

友

ノアw((ﾎﾞｿｯ

この2人は奥の壁に寄りかかってます

!!??

デュース

ジャ、ジャック!?どうしてここに？

アズール

ん？君は...頭にイソギンチャクが付いてませんね

アズール

今はスタッフ・ミーティング中です

アズール

部外者は御遠慮頂けますか？

ジャック

ｸﾞﾙﾙ...部外者だと？俺は自分の力で勉強した奴らと真っ向から競い合って勝ちたかったんだ！

ジャック

それがあんたのせいで台無しになった！充分に当事者だろうが！

ノア

めんどくさ....((ﾎﾞｿｯ

友

確かにね((ﾎﾞｿｯ

グリム

ノア、ジャック、オレ様達を助けに来てくれたんだゾ!?

ノア

助けに来てないし、なんでそっちからここまで見えんだよ

ジャック

勘違いすんなよ、俺はここにいる全員が気に入らねぇんだ

ジャック

アコギな取引を持ちかけた奴も、他人を頼ったお前らも、どっちの味方をする気もねぇ！

エース

お前らなにしに来たの？

ノア

友人に連れてこられた

グリム

いや、オレ様...ジャックの言葉で目が覚めたんだゾ

グリム

実力で勝負すればいい！つまり...

グリム

アズールから実力行使で契約書を奪って破り捨てれば無効なんだゾ！

モブ共(ハーツとかサバナとか)

はっ！言われてみれば...

モブ共(ハーツとかサバナとか)

得意魔法が無いとはいえ、こっちは人数がいるんだ！やっちまえ！

ノア

バカなの？此奴ら

友

バカだよ

アズール

やれやれ...あまり手荒な真似はしたくないんですがね

アズール

ジェイド、フロイド、少し遊んであげなさい

ジェイド

かしこまりました

フロイド

此奴ら全員締めていいの？あはっ、やった〜

フロイド

どいつもこいつも弱ｯ

フロイド

締めがいがねーなぁ〜

アズール

まるで無力な稚魚の群れですね

エース

アズールって奴どんだけ色んな魔法使えるんだよ!?反則じゃん...

ジャック

アズールの持つ金色の契約書がエース達の攻撃全部弾いてんのか？

デュース

くそｯ...自分がどれだけ得意魔法に頼ってたか分かるな...

エース

火を出さないグリムとかただの狸だわ

グリム

ふなぁ〜...オレ様は狸じゃね〜...

モブ共(ハーツとかサバナとか)

アズール

皆さんはこの『黄金の契約書』にサインをした

アズール

正式な契約は、何人たりとも破棄できない

アズール

どんな魔法を使おうが、この契約書に傷1つつけることは出来ませんよ、ふふふ...

アズール

頭にイソギンチャクが生えている限り君達は僕の命令を従わざるを得ない

アズール

まずはこのラウンジの清掃をしてもらいましょうか、次に食事の仕込みを

アズール

さぁ、立ち上がってキリキリ働きなさい！

ノア

あらま完全な下僕だね

エース

マジかよ...

アズール

ジェイド、フロイド、新入りの指導任せましたよ

はい/は〜い

フロイド

でもさーアズール〜

フロイド

"サメちゃん"はいいの〜？結構教えるの上手いけど〜

アズール

あの人は優しすぎます、あと適当です

友

『優しい』は褒め言葉として受け取っておくよ、アズール

アズール

..."フラム"、貴方どこ行ってたんですか？

友

ずっと奥にいたよ、ノアと

フロイド

あ〜サメちゃんだ〜

友

やっほー

ノア

...友お前名前あったん？

友

え？いや？ないよ

友

『フラム』ってのはあいつらに付けられた仮名

友

俺は友の方が気に入ってるし

友

ただ、あいつらに友って呼ばれるのは違和感しかないから『フラム』って呼ばれてるけど

ノア

...へ〜

アズール

フラム、仕事に戻ってください

友

はいよ〜

友

じゃ、またね！

アズール

さて...

アズール

サバナクロー寮のジャック・ハウルくんに、イグニハイド寮副寮長、オンボロ寮のノアさん...でしたね

ノア

昨日ぶりです

アズール

君達もどうぞお引取りを

アズール

次はぜひ、お客様としてお店においでください

アズール

いつでも歓迎しますよ

ジャック

ｸﾞﾙﾙ...

ジャック

おいノア、一旦戻って仕切り直すぞ

ノア