今日も見慣れた色が無い部屋で1日が始まる
つまらない日常が
今日も、俺こと黒耀うりだけの病室
コンコンコン
MOB
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ur
そう答えながら、看護師の方に視線をやると、どうやら今日は医者も一緒らしい
ur
もしかしたら…
なんて
MOB
そんな事を思っていると、医者が話を切り出した
妙に深刻な顔だな…
MOB
ur
MOB
「余命が定まりました」
ur
MOB
「もって、25日まででしょう」
ur
MOB
MOB
ur
別に、俺はいつ死ぬと言われても、すんなり受け入れられるからな〜
ur
“感情が無い”のも関係しているんだろうけど
MOB
そう言い残し、医者と看護師は部屋から出た
ur
ur
今はそんな事どうでもいいか、と自己完結していると…
???
ur
いきなり、誰かが喋りかけてきた
この病室は、俺しか居ないはずなのに…と思いながら声のする方を見てみると
ur
黒いローブを被って、ドクロのお面か何かを着けていて、手には鎌を持っている
“死神”の様な格好をしている同年代くらいの人?が立っていた
???
そう言い、その人はお面を外す
そして、露わになった顔は…
ur
俳優やモデルをやってても可笑しくない…いや、それ以上の容姿をしていた
ur
リアルでも中々居ない容姿だぞ?人外かと疑ってしまうだろ
hr
ur
ur
hr
hr
hr
hr
「うりの命を貰いに来たから」
ur
ur
hr
ur
hr
hr
ur
hr
hr
ur
hr
ur
「感情が無いからな」
ur
俺は、本当の答えを答えないではぐらかした
hr
hr
hr
ur
なんか、これから毎日が明るくなりそう
なんて、そんな事を思った
コメント
2件
めっちゃ好きです 💞 続き楽しみにしてます !!