れいん
お前、違うだろ
ライ
えー
ライ
ナンデソウイウノカナァ
ほらまただ
いつもライの幻覚が見える
れいん
くそッ
コレがもし、本当だったら君は、“死んでしまう”のに
俺は、いつもライに助けられてばかりだな
母親
ねぇなんでこんな簡単なこともできないの!?
母親
お姉ちゃんは、できてたのに
母親
もう腹が立つ
母親
出ていって!
ライ
でも
母親
出ていって!
母親
もう私の前に姿を見せないでちょうだい
ライ
また追い出されちゃった
れいん
でも大丈夫だよ。
ライ
そうかなぁ
ライ
僕悪い子だし
れいん
ライは、何も悪くないよ!
いつもあの時のことが過ぎって
打てない
れいん
お前は!
ライ
ポロポロ
幻覚だとしても
俺が恋したものは、ライなのだから