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永遠なんて無いのだと思う。 あるとすれば、最期に眠っている時間で。 それまで人生の中に永遠など無くて、 いつかはこの世界にさよならを言わなければならなくて。 永遠など無いよ。 ただ、もう一度はあるから。 もう一度、会おう。 天国でも、地獄でも、あの世でも、来世でも、 僕は貴方を探すから。 その時にもう一度、笑い合って時を過ごそう。 だから、またね。僕のヒーロー。
拝啓、川崎鷹也様へ
梅雨時、僕は貴方に告白をしました。
昔から病弱だった貴方の身体は悪化していくのを、
嘔吐物の中に血が混じっていたのを、見た上で。
鷹也もそう長くは生きられないでしょ?
生きれても残り半年でしょうか。
僕は貴方を守ってあげないといけない。
虐めを受けている事、精神的な病気を持っている事
それを言ってもなお、貴方は僕の傍に居てくれた。
僕はいつも「 頑張れ、頑張れ 」
と無責任な言葉を投げ掛けましたね。
僕は貴方の苦しみを何も分かってあげられないから
せめて、頑張れという言葉を、
無責任な言葉を、
貴方に飾りたかった。
でも少し、疲れてしまったから。
僕は永久に眠るよ。
でも僕は待っているから。
君がくれた太陽を、
僕という月で隠れない様に。
またね、僕の太陽。
谷勇輝より