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えんとつ町はすでに燃え上がっていた。

〇〇とユ〇ギが向かった先は〇〇の家でもある、あの図書館だった。

町中酷い有様であった。

図書館は幸い壊されていなかった。

そこへ〇〇の後ろに忍び寄る影。

それに気づいたユ〇ギは、

ユ〇ギ

〇〇!

ユ〇ギは〇〇を抱きしめ、敵の攻撃からかばった。

バーーーーン!!!!

〇〇

ユ〇ギ、、っ!

『狙う獲物は外れたが、お陰で貴様らのボスを撃つことができた。』

〇〇

誰、、

そこにいたのは、銃を構えている黒コートをきた男だった。

ユ〇ギは〇〇にもたれかかりぐったりしていた。

〇〇

ユ〇ギ!

〇〇

しっかりして!

『残るはお前だけだ。』

〇〇

、、っ、

〇〇

みんなは、、?

『殺した。』

〇〇

、、っ!

〇〇

そんなの嘘よ!

『いや、じゃこれを見て現実をみろ。』

🔮

水晶にはソクジ〇、ジョング〇、ジ〇ンたちが倒れていた。

〇〇

、、っ!

『あとは、この図書館を、』

〇〇

(、、っ!お母様の、、)

すると

〇〇は図書館の前に立ち、

〇〇

お願いだから、、

〇〇

ここを壊すのだけは、、

〇〇

やめて、、、!

『、、なぜこの家を壊すか。それは裏切り者の罰がまだ残っているからだ、』

〇〇

〇〇

どういうこと、、

『お前の母親セニカは、』

『元XIII機関でもあった。』

〇〇

、、っ!

『彼女はXIII機関の中の賢者でもあった。』

『賢者セニカは強い力を持ち、優れた才能を持つ者だった。』

『XIII機関の任務としてこの町にやってきたところ、セニカはある人物に出会い恋に落ちた。』

『それが今のクレイモランの王様。』

〇〇

『セニカはそいつに恋をしてしまい、やがてXIII機関を反抗するようになる。』

『人を愛することはXIII機関の掟を破ることでもある。』

『セニカは力よりも愛を優先するようになり、XIII機関を裏切った。』

〇〇

『裏切り者は全て消し去る。その掟を守るため、10年前この町を破壊した。お前がまだ8歳の頃だ。』

『セニカはお前を守るために犠牲になった。』

『セニカの子供も殺すつもりだったが、恋人であるクレイモラン王によって殺すことはできなかった。』

『しかし今ではこんな近くにセニカの子供がいるじゃないか。』

〇〇

〇〇

冗談じゃない。

『あぁ?』

〇〇

人を愛しただけで裏切り者扱いにされるなんて。

〇〇

そんなの可哀想よ、、!

〇〇

私のお母様は裏切り者なんかじゃい!

『人を愛するなど、くだらない遊びだ。』

『お前の母親はそもそも、生きる価値などなかった。』

〇〇

何よそれ、、

〇〇は俯いた。

するとXIII機関のボスが〇〇に近づき、抱えていたユ〇ギの首を片手で掴んだ。

ユ〇ギ

、、っ、

〇〇

ユ〇ギ、、!

『次はこいつを殺す。』

〇〇

、、っ!

『こいつは今まで散々金銀財宝を盗んできやがった。そろそろ休息をとらなければならないだろう。』

XIII機関のボスはユ〇ギを連れて帰ろうとした時。

〇〇

〇〇

、、っ!

〇〇はXIII機関のコートの袖を引っ張った。

『なんだ、、?』

〇〇は震えた声で喋った。

〇〇

〇〇

わ、私は、、どうなっても、、いい、、、。

〇〇

でも、、お願いだから、、

〇〇

こ、これ以上、、ユ〇ギたちには、、

〇〇

手を出さ、、ないで、、、っ。

XIII機関のボスはユ〇ギを放り投げ、俯いてた〇〇の顎を上げた。

〇〇

、、っ!

〇〇は涙目でXIII機関のボスを睨んだ。

『わかった。こいつらは生かしておく。』

『ただし、お前は新XIII機関として仲間になれ。それが条件だ。』

〇〇

すると

ユ〇ギ

ユ〇ギ

な、に、、馬鹿な、、こと言、、ってん、だよ、、!

〇〇

、、ユ〇ギ!

『あぁ?まだ生きているのか。銃は確かに心臓を狙ったんだが、、』

〇〇

、、っ!

〇〇

ユ〇ギ動いちゃダメ、、!

〇〇

じゃなきゃ、、あなたは、、!

ユ〇ギ

うるせぇ、、。

ユ〇ギ

なにが、、どう、だっていい、、だ、よ、、、。

ユ〇ギ

なに、、勝手に、、あいつら、、の仲、間になろ、、うとし、てんだよ、、っ。

傷だらけのユ〇ギは苦しそうに喋る。

〇〇

ユ〇ギ

お前、、さっき言っ、ただろ、、

ユ〇ギ

逃がさ、ない、、って、、

ユ〇ギはゆっくり〇〇の方へ寄る。

〇〇

お願い、、ユ〇ギ、、

〇〇

こっちへ来ちゃ、、

バーン!!!!!!

ユ〇ギ

ユ〇ギ

、、っ、

ユ〇ギは倒れた。

〇〇

ユ〇ギ、、っ!

『相変わらず厄介な盗賊だ。』

『部外者は関係ねぇんだよ。アホ、、(笑)』

血だらけで倒れているユ〇ギを見て涙が止まらない〇〇。

〇〇

『さて、邪魔者は消えた。新XIII機関のメンバーとして迎える。』

〇〇

そうすれば、、

〇〇

ユ〇ギたちは助かる、、のね、?

『あぁ。』

〇〇

〇〇

わかった。

『ははははは(笑)じゃ行こう。こんな奴らなんかほっとけ。XIII機関の城へ案内しよう』

『きっとお前も気にいるだろう。(笑)』

『あ、まだ名前を言っていなかったな。』

『XIII機関のボスでもある。ゼロだ。お前の婚約者でもあるがな、、ははははははは(笑)』

〇〇

、、っ!

〇〇は悔しかった。

それはユ〇ギも同じだった。

指輪をもらった時に誓ったはず。

なのにこんな形でお別れをしてしまうなんて。

XIII機関のボス、ゼロは〇〇の肩に手を回して歩き出した。

〇〇

〇〇

(ユ〇ギ、ごめんなさい、、)

〇〇

(でも、、これはあなたの命を守るためにしたこと、、)

〇〇

(たとえ遠く離れていても、あなたには絶対に最後まで生きていてほしい、、)

ジョング〇

ジョング〇

、、ン

ジョング〇

ヒョ、、!

ジョング〇

ヒョン!

ユ〇ギ

ユ〇ギ

、、グ、〇、、?

ジョング〇

あぁよかった

テ〇ョン

あ!みんなユ〇ギヒョンが起きたよ!

ナム〇ュン

気がつきました?

ソファーで眠っていたユ〇ギが目を覚めるとそこは見慣れたコンテナハウスの中だった。

ユ〇ギ

アジ、、トか?

ユ〇ギ

ここ、、

ホ〇ク

そうですよ!

ホ〇ク

懐かしいですよね!

ホ〇ク

小学生の頃にみんなで集まっていたコンテナハウス!

ホ〇ク

ジ〇ン

昔と変わってないですよねぇ〜

ナム〇ュン

だね

ユ〇ギ

懐かしい小学校時代の話をしていた仲間たち。

しかしユ〇ギはソファーから起き上がり俯いた。

ジ〇

撃たれた場所はギリギリ心臓の横だったね。

ジョング〇

ゼロのやつ、銃の狙いは百発百中ですから本当危なかったですね。

ユ〇ギ

ジ〇

ユ〇ギ?

ユ〇ギ

やっぱり俺、、

ユ〇ギ

頼りねぇよな。

ジ〇ン

え?

ユ〇ギ

あいつ、、

ユ〇ギ

俺らを守るために

ユ〇ギ

XIII機関の仲間になりやがった。

テ〇ョン

〇〇ちゃんがですか、、?

ユ〇ギ

ユ〇ギは髪をくしゃくしゃにして手で顔を隠した。

ユ〇ギ

もう訳わかんねぇ、、。

ユ〇ギ

なんで俺ってこんな、、

ホ〇ク

ヒョン、自分を責めちゃダメですよ、、

ユ〇ギ

俺があいつを幸せにするなんて、、、。

ユ〇ギ

そんなの無理なんだ、、。

ナム〇ュン

ユ〇ギは自分の手にはめている指輪をとって

ユ〇ギ

こんなの、、。

ユ〇ギは銃を出して指輪に向けた。

すると

ジョング〇

、、っ!

ジョング〇がユ〇ギが持っていた銃を取り上げ窓に向かって投げた。

窓ガラスが割れ、その破片がジョング〇の手にあたり血が出た。

テ〇ョン

え、ちょ、、グ〇

テ〇ョン

なにやっ、、

ジョング〇

ヒョン、、

ジョング〇

目を覚ましてくださいよ、、!

ジョング〇はユ〇ギの襟を持って揺さぶった。

ジョング〇

あの子はユ〇ギヒョンの恋人でもあり、

ジョング〇

仲間でもあるんですよ!

ジョング〇

ユ〇ギヒョンにとって仲間ってそういうものなんですか、!?

ジョング〇

散々振り回しといてヒョンが思っている仲間ってそんな簡単に捨てるものなんですか!?

ユ〇ギ

ジョング〇は涙を流しながら言った。

ジョング〇

〇〇ちゃんを守ってあげてくださいよ、、!

俯いていたユ〇ギはその言葉で目が覚めた。

ジ〇

ユ〇ギ?

ユ〇ギ

ジ〇

ユ〇ギにとって〇〇とはどういう存在なの?

ジ〇

もう一度よく考えて。

ジ〇

今までのこともひとつずつ思い出して。

ユ〇ギ

ユ〇ギ

俺にとって、、、

頭の中には〇〇との思い出が蘇ってきた。

--------------------------------

〇〇

これからもユ〇ギって呼んでも

〇〇

いいですか?

〇〇

例え寂しくても、怖い目に合っても、ユ〇ギに壊されても。

〇〇

そんなの承知の上で私はユ〇ギの女になったんです。

〇〇

この景色

〇〇

一生忘れない、、!

〇〇

ずっと言いたかった。

〇〇

愛してるって。

〇〇

こんな綺麗な夜景を見せてくれて、

〇〇

私の故郷まで連れてきてくれて、

〇〇

私の居場所を作ってくれて、、

〇〇

ありがとう、、っ

--------------------------------

ユ〇ギ

ユ〇ギ

あいつは俺の恋人。

ユ〇ギ

俺の大事な仲間の1人。

ナム〇ュン

ナム〇ュン

ヒョン、

ユ〇ギ

ゼロのやつ、、。

ユ〇ギ

ユ〇ギはソファーから立ち上がって言った。

ユ〇ギ

あいつをぶっ潰す。

ジ〇ン

笑笑

ジ〇ン

相変わらず口だけは悪いな(笑)

テ〇ョン

それでこそヒョンだよ

ユ〇ギ

ユ〇ギ

ありがとう。

ユ〇ギ

グ〇。

ジョング〇

ジョング〇

最後までずっとついていきますよ(笑)

ジョング〇は涙を流しながら笑った。

ホ〇ク

でもでも

ホ〇ク

XIII機関はどこにいるんですかね?

ナム〇ュン

XIII機関は忘却の城っていう居城を持っている。

ナム〇ュン

でもそこは天空にあって、、

テ〇ョン

え?!空?!

テ〇ョン

そんなところにお城があるの?!

テ〇ョン

ラピュ〇じゃん!

ジ〇ン

そこまでどうやっていくの?

ホ〇ク

じゃ!飛空挺を使えばいいんだよ!

ジ〇

え?ホ〇クって

ジ〇

飛空挺持ってるの?

ホ〇ク

はい!

ホ〇ク

旅芸人って飛空挺を使って色んな世界を回ってダンスショーを見せるんですよ!

ホ〇ク

飛空挺は気球よりも早いですし、高く飛べるんで天空なんてあっという間だと思いますよ!

ナム〇ュン

さすが旅芸人

ジョング〇

じゃホ〇ギヒョンの修行場に行きましょう!

ユ〇ギ

ユ〇ギ

絶対助けるぞ。

ジ〇

うん

ジ〇ン

はい!

こうしてユ〇ギたちはホ〇クの修行場へ行き飛空挺に乗って天空にある忘却の城へと向かうのであった。

ユ〇ギたちにとってこの戦いが最後となるだろう。

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