注意は1話目を。 てか何この連載。ネタ思いついて2年くらい経ったけど完結まで程遠すぎるんだが。 タイトルも変えたい…🙄 いつ終わるんだよこの連載。
こんな難しい設定にしたのどこのどいつだよ!🥲 みなさん設定お忘れかと思うので1話から読み直してみてください…
青
薄く目を開けると、 そこは見知らぬベッドの上。
青
もう昔の出来事。 でも、それは未だ鮮明に 俺のことを苦しめ続ける。
青
青
国王の勝手で王太子となり、 国王の勝手でそれを剥奪され、 国王の勝手で殺された。 それが俺の父の人生。
国王にとっての邪魔者であっても、 俺にとってはかけがえのない父だった。 父に連れ立って命を奪われた母も、 聡明で清らかな女性だった。
もし両親が生きていたら。 あの時国王が実子を作らなければ。 …俺はあんな、死にたくなるような暮らしはしていなくて。 両親も横で、きっと。
青
そんな独り言を呟いた時。
控えめにドアが開けられ、見覚えしかないピンク頭が入ってくる。
桃
青
俺と一緒に見に来ていた同伴者で、 俺の住んでる屋敷の…まぁ、主人。
桃
桃
青
青
…追い返す時やけに不満げだったあの売人。 影からアイツを引き戻すチャンスを見張ってたのか。
…あの水色の少年には、信じられないほど高値が付いていた。 何故そこまであいつに固執する?
青
桃
青
桃
桃
そう言って扉に向かう彼。 …その発言に、少し引っ掛かりを覚える。
青
桃
青
桃
気位の高いこいつ。 奴隷なんか下等貴族が買うモノ… なんて少し前まで言ってたくせに。
青
…まぁ、せいぜい苦しめばいい。 自分と奴隷の身分差に。
青
…肌寒く、薄暗い道を歩く。
青
桃
青
どこかから、怒号と悲鳴が聞こえる。 その度に、ないこの顔が険しくなっていく。
…暴力や殺生が嫌いな彼だからこそ、 何か思うところはあるのだろうが。
そんな顔しても、今のお前の力じゃどうしようもならないのにな。
桃
青
皮肉を込めて、そう答えた。
桃
いったいどこにこんな大きい通路があるのか、 と思うほど長い道を歩いた先。
固く閉ざされた鉄の扉の前に俺らは立っていた。
青
桃
桃
青
桃
青
おそらく早く会いたいのだろう、 やけにそわそわしたないこが扉に手をかけ、押し込む。
真っ先、耳に聞こえてきたのは あどけない、控えめな笑い声で。
部屋の中には、少年たちを抱えて困り顔のアニキがいた。
黒
コメント
1件
久しぶりの連載で嬉しすぎます…🥺💕 1話から読み直してきて あーこんなんだったなぁとなってます 雪名さんの作品でこの作品が 1番好きなのでめちゃ嬉しいです✨ 🍣🤪の関係とか性格とか過去とか 好きすぎます🫶🏻️︎ 続き楽しみですー!