原作無視

キャラ崩壊注意

通報禁止

信じられなかった

存在するとは思ってなかったもの

未来からやってきたなんて

それは、映画だけの話のはずでしょ？

その瞬間、全身の血が引いたのを感じたわ

まさか、自分の死を告げられるとは思っていなかった

｢背負いすぎないように｣

そう言ったけど

雪都琉くんの返事は

とても歯切れが悪いものだった

自分でも無理難題を押し付けている事は承知してたわ

｢自分しか知らない、友人の死を防ぐ｣

それがどれほど難しい事なのか

無理をするに決まってる

でも、雪都琉くんには

死んで欲しくなかった

だから、私も

陰ながら、彼を支えよう

そう思った

それから、雪都琉くんは

沢山の人を救ったわ

久しぶりに雪都琉くんの純粋な笑顔が見れた気がした

でも、まさか、こんな事になるなんて

私は後悔してもしきれない