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お久しぶりです!! フォロワー800人おめでとうございます🎉🎉 次の900人も応援しています✨✨ 秘密の関係みたいな感じですね… 夜中に開いてるカフェってなんかロマンチックですね(?) 💎くんも🐤くんにこの後どういう態度とったのか想像つかないです🥲
風月様お久しぶりです!( *´꒳`* ) 今回のお話もめっちゃ神でした😇✨💕 何か、切ない恋(?)みたいな感じがして神でもあったし切ないなぁって感じもあって最高でした😭👏✨ フォロワー800人おめでとうございます!
風月さんおかえりなさーい!待ってましたよ〜!Web版で見てたころから気に入ってて、アプリでも探してフォローしちゃいましたよ!
風月。
風月。
風月。
風月。
風月。
風月。
風月。
風月。
風月。
風月。
風月。
風月。
風月。
風月。
お金でしか買えない『モノ』
iris様のnmnm作品注意⚠ 水×赤 モブレ表現有り
パクリ、スクショ、拡散等の迷惑行為は『固く』禁じます
また この作品に使われているサムネは風月。作です為 無断転載、スクショ、使用、トレパク、2次配布等の迷惑行為も『固く』禁じます。
以上が理解していただけましたら
STARTです
僕は少し前に恋をした
一目惚れだった雷にでも撃たれたかのような衝撃だ
好きで好きでたまんなくて
なおかつ僕は好きになった人に好意を伝える事を我慢するというのが出来ない体質で 何時も『好き、好き』『大好き』なんてオーバーリアクションと共に言ってるけど
逆にそのせいでわざとっぽくなってしまったのか、配信中では避けられる様になってしまった。
でも僕の好きな人は何時も変な人
ねぇ、こっちを向いてよ 本物の『アイ』を頂戴よ
これは数年前に体験した初恋のお話
桃
おついれ〜!
水
水
僕が愛してやまないりうちゃんに抱きつこうとすると 軽々しく身を翻して避けられる
赤
そしてこの一言
あぁ…最年少という『子供』のような可愛さは何処へ行ってしまったのか…
僕もつくづく思うなんでこんな塩対応な人にここまでのめり込んでしまうのだろう
水
赤
赤
赤
水
白
水
桃
桃
桃
水
水
赤
桃
水
白
関西組と別れて道を進む
さーここからはちょー気まずい夜のホテル道を歩かねばなりません。
僕大ピンチ! 大変気まづい!
彼女無し、好きな人にも脈ナシの自分なんてどーせホテルには無関係ですよ〜
なんて言う感情は一瞬のうちに吹き飛んだ
水
30…40歳位だろうか 特に太っても無ければ痩せてもない、ただのサラリーマンのようにスーツを着た男性
隣には 紅い艶のある髪を編み込んで長い前髪は下ろし 深い赤のシャツの上に黒の袖無しのニットを着て、高そうなコートを羽織り、銀色に輝くネックレスやズボンに着いたチェーンはより官能的な姿に映しだされた
そう目の前に映し出されたのは紛れもなく 僕の愛してやまない
『りうちゃん』だった。
水
頭の中は当然パニック状態、訳が分からない、なんでりうちゃんがラブホに入ろうとしてるの? その男は誰?
りうちゃんのお父さん?知り合い? どちらかの体調が悪くなったから休ませてもらおうとしてるのかな!? きっとそうだよ!
なんて…認めたくない現実の言い訳を必死こいて頭の中で模索している内に
りうちゃんは中年男性に手を引かれホテルに入っていきそうになった。
水
頭の中では未だバカみたいに言い訳を考えているのに体はそんな僕の脳に呆れたのか
僕の危機を防ぐ為体はすんなりと動いた。
火事場の馬鹿力というやつだろう、今までで1番速く走ったように感じた
そのおかげでりうちゃんはホテルに入る前に阻止でき
りうちゃんの腕を引っ張って相手が見えないところまで 走って走って、走った。
最初は動揺してやや拒否気味だったりうちゃんも次第に乗り気になったのか 走る速度を合わせてくれた。
暫く走ると未だ閉じていないカフェを見つけりうちゃんの手を引いて入店した。
チャリンチャリン
鈴の音が焦燥感に駆られた僕に少しの余裕を持たしてくれた
水
赤
水
水
店員さんに目配せをして軽く手を挙げるとスタスタとやって来てくれた
店員さん
水
店員さん
水
店員さん
定員さんは一礼だけして 飲み物だけだったからか注文した物はすぐ届いた
水
水
水
怖かった 怖くて怖くて仕方なかった僕の愛しのりうちゃんがあの様な男に誑かされて体を売ってるのではないか……
別に風俗やそういうのを否定するつもりは一切ない一種の生きる糧だ。 だけどそれを好きな人がやってるとすると話はだいぶ変わってくる
僕が質問するとりうちゃんはゆっくりと口角を上げ口を開く
赤
屈託のない笑顔だった ただ子供のように何も知らない無邪気で純粋な 小さな子供
水
水
口を開いた事が失敗だった言葉を発せば次から次へと質問が立て続けに出てきてしまう
そんな焦燥感と醜い嫉妬心に煽られた僕をりうちゃんは可笑しそうにふふっと笑った。
赤
赤
水
赤
赤
赤
水
水
赤
赤
僕がいれいすというワードを出すと 盲目的な瞳で言葉を紡いだ。 絶対的な確信だけどまるで自分に言い聞かせているようでもあった
赤
赤
水
赤
赤
赤
赤
赤
赤
水
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
水
水
赤
最初というワードに元々心に岩が乗ったように苦しかったのが更に重くなった気がした。
赤
赤
赤
赤
子供の様な無邪気さが今はまるで深海の様に何処までも深い闇の様にも僕の目には映る
赤
赤
赤
りうちゃんの一通りの説明が終わったのか りうちゃんは頼んだカフェオレが入ったカップに柔らかそうな唇を押し当てる
僕も続いてホットコーヒーをすするが ホットで頼んだはずのコーヒーはもう湯気も熱気も逃げてしまった。
あぁ…りうちゃんがそんなにお金が必要なら…
水
『最低』
小声でも今口にした言葉は自分でも分かるくらいに薄汚くて汚らわしい発言だった
いくら、好きな人でもメンバーで年下だ…
りうちゃんは僕の発言が耳に入ったのか顔を上げ首をコテンと少し傾かせる
赤
水
飲んでいる冷めたコーヒーは一瞬にして熱を取り戻したようだった。
少しむせながらもりうちちゃんに向き直る
水
違う、りうちゃんを性的視点だけでしか見てるとかそんな訳ない!
僕がりうちゃんとヤった男共程僕はまだ穢れてない!ッ 必死に口を動かして否定しようとする僕を無視してりうちゃんは先に口を開いた。
赤
赤
水
ここは年上としてバシッと言ってやらないといけない…
そのはずなのに、僕は僕自身に呆れる程心は踊っているようだった
頭の中のりうちゃんが甘い頓狂な声で僕の名前を呼び、夜の蜜の様な世界へと誘う
でも…そんなの、
水
水
水
赤
僕が言い終わるとパチパチと瞬きをしてすぐ見慣れた愛らしい笑顔に戻る
赤
りうちゃんは口ではそう言っても全然なんともなさそうな顔をして残りのカフェオレを飲み干す
赤
水
赤
赤
トコトコと僕の前まで来たりうちゃんは僕の顎をすくって
赤
水
赤
口角を上げさっきまでの子供の様な姿からは想像できないほど 官能的な笑みを零す『好きな人』
赤
赤
赤
水
赤
またね
チャリンチャリン
水
もう戻らないりうちゃんの体、価値観
僕の純粋な淡い恋心
そんなのは簡単に硝子のようにパリんと割れてしまう
暫くして、狂った頭を少し落ち着かせ
頬に伝った塩水を拭いてから僕も店を後にした。
𝐹𝑖𝑛.