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るる
るる
るる
るる
るる
春の風が頬をなでる
桜並木を歩きながら、私は隣にいるゆあんくんをちらっと見た
えと
ゆあん
えと
ゆあん
えと
口では反発しながらも、耳が熱いのが自分でもわかる
大学生になっても、ゆあんくんの「好き」は変わらない
むしろ、少しも減るどころか、日ごとに増えている気がした
桜並木の下で、ふいにゆあんくんが立ち止まった
ゆあん
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあん
えと
えと
ゆあん
ゆあんくんが笑う
大学に進んで環境は変わったけれど、こうして笑い合えることは、ずっと変わらなかった
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあん
えと
桜がひらひらと舞い落ちる
その花びらを受け止めるように、ゆあんくんが私の手を握った
ゆあん
えと
未来のことを考えると、不安になる瞬間もある
でもゆあんくんとなら、どんな景色でも見ていける気がした
るる
るる
るる
るる
るる
ふざけてないって、何回言えばわかるの?
~完結〜