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墓石の前で私は語る

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墓石の前で私は語る

2 - 犬は吠えた

♥

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2023年07月23日

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時間は夕暮れ時

カラスが巣に戻り始める時間

(部活結構長引いちゃった)

(早く帰んないと)

早歩きでアスファルトを踏んでいく

夏休み前、教科書で重くなった鞄を 肩にかけ直して

、、あつ、、おもぉ、、

独り言が零れるのも仕方ないと思う

気温は35度だった

早く帰らないとあの子の散歩時間が 減ってしまう

あの子は散歩時間が短くなると すぐ拗ねるから

早く帰らないと

不意に空を見上げる

懐かしさを感じる橙だ。

、何処かに不安を感じた

やっと着いた

家の前だ

、、あーー、、

、、、、つかれた

ただいまーーぁ、

おかえり〜

あの子拗ねてるわよ?

おぅ、、、

茹だるような暑い気温に 一気に爽快な空気が流れ込む。

雨ぇ〜、ただいまー、、

ワン!!、ヮン!!エフ!

おーおーただいまただいま

ワッ!!ワフッ

ごめんごめん散歩ね、
わかったから1回私の髪の毛
噛みちぎろうとすんのやめて

ゥーー!!ヮ!!

せめてバック置かせて
普通に重い

ガゥ!!!

すんませんすんません
牙むくのやめてください

鞄を置いてさんぽバックを取りに行く

リードを持って 袋とペットボトルをバックに入れて

おまたせ

ゥーー、

大人しくしてね〜

雨の首輪にリードを繋げて さんぽバックを持つ

玄関のドアを開ける

いってきまーす

気をつけて行ってくるのよ?

はーい
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