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紅の闇で包まれる悪の子

第1話 - 「南の闇」

2022年07月27日

#紅の闇で包まれる悪の子

#オリジナル

櫻井先生🥀

神薔望叶ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ

みんなやっほ〜、神薔だよ〜!!

神薔望叶ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ

今回からは私が最初にふざけても内容初っ端からグロタニエンなんで自己責任でね♡

神薔望叶ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ

あんまりグロタニエンではないかも？

神薔望叶ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ

色々外見変わりすぎだよ☆

神薔望叶ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ

ではどうぞ！

玲穂

もう嫌だ…

玲穂

全部妹のせいだ…

玲穂

殺したい…

タッタッタッ

キキィー

玲穂

え？

ドカッ

街の人

きゃぁぁぁぁ!!誰か！誰か！救急車を！

玲穂

(え？私、跳ねられた？嘘でしょ？)

ウーウーウー🚔ピーホーピーポー🚑

殺したい

妹だけは…絶対に…

玲穂

殺…すん…だから…

いや、もう誰でもいい。だから、最後に…

玲穂

殺させて…

ルア・ウルツビア

ん…ん？ここは…？

ユノ・ラウル

はぁ…起きたのね…

ユノ・ラウル

ここは南国ミオラ城

ルア・ウルツビア

でも…私なんでここに？

ユノ・ラウル

貴方さっき死んだでしょ。

ルア・ウルツビア

あ、さっき車に跳ねられて…

ユノ・ラウル

でしょ？この世界、道端に倒れてる人多いのよね、魔研究員が調べたところ、倒れた人は100％の確率で死んだと言っている。まぁ言わゆる「転生」かしら。

ルア・ウルツビア

転…生!?あの、鏡ってありますか？

ユノ・ラウル

えぇ、どうぞ…

ルア・ウルツビア

ありがとうございます。

ルア・ウルツビア

やっぱり、外見変わってる…

ユノ・ラウル

貴方もこれで分かったでしょ？

ルア・ウルツビア

はい…

ルア・ウルツビア

でも、この世界でどう生きていけば？

ユノ・ラウル

それは安心しなさい。倒れた人はちゃんと施設に預けられるから。

ルア・ウルツビア

じゃあ私も？

ユノ・ラウル

多分ね…でもあの施設厳しくて、死んだ人も少なくはないわ…

ルア・ウルツビア

だったら本当に死ぬわけね…

ユノ・ラウル

そう。

ユノ・ラウル

さぁ、王に挨拶しに行くわよ、ここの王は貴方を拾ったのだから、礼くらいして、さっさと施設行きよ…

ルア・ウルツビア

あぁ、はい…

ユノ・ラウル

失礼します。倒れていた人間を連れて参りました。

王

入れ。

ルア・ウルツビア

失礼します。

王

お主の名は何と言う。

ルア・ウルツビア

玲穂です。

王

年齢は。

ルア・ウルツビア

14歳です。

王

ほう…

王

こちらに来なさい。

ルア・ウルツビア

はい(？)

王

その隠れた片目を見せてみよ。

ルア・ウルツビア

はい。

王

お主、さては何か前世で辛い思いをしながら死んだんだな？

ルア・ウルツビア

えぇ…

王

お主にいい提案がある。

王

私の娘になって継続王にならないか？

ルア・ウルツビア

私が…？

王

嗚呼そうだ。ユノに聞いただろう？施設で死んだ者も少なくないと。

ルア・ウルツビア

まぁ、私も死ぬのは嫌ですけど…

王

私は数年前に妻と子供を亡くした。その子供とお主、似ていてな…

ルア・ウルツビア

いいでしょう。その提案。

王

お主は来召族の様だから、期待しているぞ。

ルア・ウルツビア

はい。

ユノ・ラウル

貴方、凄いですね。

ルア・ウルツビア

あれ、敬語？

ユノ・ラウル

当たり前ですよ。貴方は王女なんですから。

ルア・ウルツビア

そっか。

ユノ・ラウル

貴方には王の仕事だけでなく来召族の仕事もあるので頑張ってくださいね。期待はしませんけど…(ﾎﾞｿｯ)

ルア・ウルツビア

ア''？今なんつった？

ユノ・ラウル

(首が締められている感じ？)苦しッ…

ユノ・ラウル

解の力…

ユノ・ラウル

はぁ、ビックリした。

ユノ・ラウル

首折れるかと思いましたよ…

ルア・ウルツビア

これが来召族の力なんでしょ？

ユノ・ラウル

なんで知ってるんですか…習得早すぎません？

ルア・ウルツビア

昔、図書館で来召族の話があったの。多分この世界から帰れた人が書いたもの。それを読んだの。だからこの世界は何となく分かる。

ユノ・ラウル

もう貴方期待するしかありません…

ルア・ウルツビア

いいのよ。でも次言ったら本気で殺すわよ？処刑なら選び放題。

ユノ・ラウル

有り難きお言葉です…

ユノ・ラウル

玲穂様は学校とかは行かないんですか？

ルア・ウルツビア

えぇ、前世のトラウマがあるからね…と言うか、この世界で玲穂はあれだから、ルア・ウルツビアって呼んで頂戴。

ユノ・ラウル

承知致しました。

メイド

殿下失礼します。お客様です。

ルア・ウルツビア

呼んできて。

ルリア・アスティア

失礼します！ルリア・アスティアと申します！

ルア・ウルツビア

私はルア・ウルツビア、ご要件は？

ルリア・アスティア

殿下の貴方にお願いがあります！今中央国で私の兄が罪もないのに処刑されるんです！処刑日は来週です！どうか助けてください！

ルア・ウルツビア

無理(即答)

ルリア・アスティア

なんで!?なんでなの!?

ｽﾞﾄｯ

ルア・ウルツビア

ｹﾞﾎｯ

ユノ・ラウル

…

メイド

殿下!?

ルア・ウルツビア

はぁ、これでは痛いとは言えないね。

ルリア・アスティア

貫通してるのに、効かない？

ルア・ウルツビア

私は神の力の持ち主。貴方は何の力の持ち主？

ルリア・アスティア

私は友の力の持ち主。

ルア・ウルツビア

へぇ…

ルア・ウルツビア

今日は引き返しな。来週、気が向いたら助ける。

ルリア・アスティア

はい…

メイド

ではこれで失礼します。

ユノ・ラウル

殿下!!

ユノ・ラウル

大丈夫でしたか!?

ルア・ウルツビア

うん。

ユノ・ラウル

流石殿下です。一生貴方を信じて生きていきます！

ルア・ウルツビア

勝手にそうしたら…？

処刑日当日

ユノ・ラウル

起きてください。殿下。

ルア・ウルツビア

うん。

ユノ・ラウル

さっさと行きますよ。

中王国王

騎士よ！この悪魔を処刑せよ！

ルア・ウルツビア

あら、こんにちは。

中王国王

あぁ、殿下。お話は伺っております。継続権利おめでとうございます。

ルア・ウルツビア

ご丁寧にありがとう。

ルア・ウルツビア

ところで今日は悪魔の処刑ですね。

中王国王

はい。切腹なのであまりここに近づいたらトラウマになっちゃいますよ(笑)

ルア・ウルツビア

大丈夫よ。と言うかそれを見る為にわざわざ来たんだから。

中王国王

では私はこれで失礼。

処刑時間

ソルト・アスティア

ﾋｯ！止めて！僕を処刑しないで！お願いします！

騎士

黙れ！お前は悪魔なんだ！処刑されるのが決まりなんだよ！

ルリア・アスティア

止めてぇ!!!

ルリア・アスティア

お兄ちゃんを殺さないでぇ!!!

中王国王

ルリアさん、彼奴はお兄さんではありません。こちらにどうぞ。

ルリア・アスティア

止めて！触らないで！

ルア・ウルツビア

あらあら、お止めなさい。

中王国王

すみません…

ルリア・アスティア

殿下！助けに来てくれた！

ルア・ウルツビア

それは、まだ分かりませんよ？

ルア・ウルツビア

あははははは!!!さぁ、貴方ならできるでしょう!?

ルア・ウルツビア

此奴をさっさと殺してしまいなさい!!

ソルト・アスティア

ﾋｯ!!止めて!!

ルリア・アスティア

殿下…なんで…？

騎士

殿下。有り難きお言葉。

ルア・ウルツビア

どういたしまして。

ルア・ウルツビア

私の力を貸してあげるわ！さぁ、悪魔よ、此奴を殺してしまいなさい!!!

ソルト・アスティア

殿下…！

ｽﾞﾄｯ

騎士

うッ…

中王国王

なんて事だ！

中王国王

殿下を捕らえよ！

騎士

承知！

ルア・ウルツビア

は？

ｸﾞｻｯ

ルア・ウルツビア

つまらないじゃない。

街の人

きゃぁぁぁぁ！

ルア・ウルツビア

うるさいなぁ!!

ｽﾞﾄｯ

ルア・ウルツビア

最後はあんたか。

中王国王

ﾋｨ…おやめ下さい！この国の領土を貴方の国に授けますので、どうか！どうか命だけは！

ルア・ウルツビア

あんたは罪もない者を処刑しようとした。そんな奴に拒否権を与える価値もない。

ｽﾞﾄｯ

ユノ・ラウル

殿下…やりすぎでは…

ルア・ウルツビア

いいのよこれくらい。

ルア・ウルツビア

悪魔を城まで連れて行くわよ。

ルア・ウルツビア

今すぐ馬車を用意しなさい。

ユノ・ラウル

承知致しました。

ルア・ウルツビア

ルリア、貴方も一緒に行くわよ。

ルリア・アスティア

あ、はい…

王

ルア！何をしていた!!

ルア・ウルツビア

すみません…

王

巫山戯るな！中央国の王を殺すなど私達の生活はこれから大変な事になるんだぞ！お前を期待した私が間違っていた…

ルア・ウルツビア

まぁ、中央国も私の国になったんだしいいんじゃないですか？

王

そう言う問題ではないのだ！

ルア・ウルツビア

だったらその分皆に恐れられて他の国も奪えばいいじゃない。

王

分かった。数年後4国大戦争を行う。その時期待するぞ…

ルア・ウルツビア

はい…全て私が保証致します。

こうして私は周りの国などから「南の闇」と言われる様になった。

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櫻井先生🥀

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第1話 - 「南の闇」

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