テラーノベル
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L☆IS
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冷たい風が吹き抜ける、高校2年生の1月。
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私は、この学校に『転入』する。 「仕方ない」そんなこと、分かってる。 うちは転勤族だからだ。 中学の頃からずっと、そうだった。 そのお陰で無意識に友達もあまり作らないようになってしまった。 だってもう2度と会えないことを、知っているから。
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そう言って、私の頭を撫でてきた。 本当にこの人が…私の新しい担任? 身長が高く、表情豊かな…いかにも生徒たちに好かれそうな先生。 悪く言えば、しつこそう。 私、こういう人苦手だなぁ…
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『友達』ね… どうせ、他人の先生が気にすることないのに。 そんなことを心の中で呟くと、先生は教室に入っていった。
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先生と生徒達の明るい声が聞こえる。 私はこの中に混ざってやっていけるのだろうか。 そんな不安があったけど、すぐに無くなった。 だってどうせすぐに転校するんだから。
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シーンとしている教室内。 こそこそと何か話す子もいる。 あーあ、本当に嫌だなぁ…
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パチパチ…👏
簡潔に済ました自己紹介。 この時、何故かいつも無愛想な自分が嫌になる。
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席に座ると、机の中に何か入っていた。
『もう、忘れたくない』
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大きく書かれたその言葉。 前にこの席を使っていた人が、入れて行ったのかな。 「忘れたくない」って何をだろう、 明日の宿題とか?
キーンコーンカーンコーン🔔
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起立!礼!>
na
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na
あぁ、来た、 声をかけてくるクラスメイト。
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na
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na
あーあ。 ほんっと、嫌になる。
na
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na
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na
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na
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na
「この子は、今までの子達と違う。」 私は何故かそう思った。 そして久しぶりに
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そう、思った。
jp
na
ya
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jp
ya
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jpさんとnaさん、そしてyaくん。 それからというもの、私たちはいつも一緒だった。
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na
et
jp
na
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ya
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移動教室も、お昼も。 私の学校生活で、3人共かけがえのない存在になっていた。
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そう、願わずにはいられなかった。
コメント
1件
読ませてもらいました🌙 転校繰り返すたびに「どうせすぐ離れるんだ」って壁を作ってしまうetちゃんの諦めの気持ち、すごく分かるなって思いました。なのにnaちゃんたちとのお弁当交換や移動教室で「楽しいな」って思える自分に気づく流れが、じんわり心に沁みました…。 そして机の中の『もう、忘れたくない』ってメモ、すごく気になります。前の席の人の想い?それともetちゃんへのメッセージ?続きがすごく気になるし、温かい気持ちになれるお話、ありがとうございます🤍