これは🍓👑BLです 地雷様純オタ様ばぃばぃ(。p´・ェ・)ノ・゚・
えち、R無し ※キス有 💗💛です
曲パロ [ 宇宙の季節 ] 描きたくなったので書きます下手です
登場人物A
💗
登場人物A
最初から俺は間に合わない場所にいたんだ
💗
登場人物A
💗
息をふと飲み、空気が止まる。
ここじゃないどこかへ行きたくて放課後、片道切符を買う。 家とは反対方向の寂れた私鉄に乗る。
💗
電車の中には俺と金髪の知らない高校の人が乗っていた。
登場人物B
💛
思い出してはいけない、声に出してはいけない。
登場人物B
僕は繰り返す季節の中で置き去りにされていた。
僕は息苦しくて逃げ出した。
いつも使う電車の往復切符を買って乗れるところまで行ってみる。 同じ学校の人もどんどん少なくなり、周りが山になる。 少し俯きがちな淡いピンク髪の人と自分だけになった。
💛
ピンク髪の人も同じ駅だった。 電車発車のギリギリまで降りずに山奥の無人駅に降りる。
💗
俺は同じ駅で降りた他の高校の人に声をかける。
まさか裸足になりたいなんて馬鹿げた理由でどこかも分からない駅に降りたのでどこか聞きたかった。
💗
💗
少し間を開けて電車から降りてきた君はふと苦笑いしてこう言った。
💛
💗
💛
💛
💗
💗
まさか自分と同じ理由で電車に乗ったなんて思わず、驚きながら自分の理由を口にする。
💛
💗
それから俺らは荒い舗装された道路を歩いた。
暫く木の生い茂る道を歩くと錆だらけの大きなゲートが見えてきた。
💗
💛
それは昔に閉園されてしまった遊園地の廃墟だった。
俺と君は色褪せたゲートを潜り遊園地の中に入った。
💗
💛
俺と君は崩れたり折れたりした遊園地で遊んだ。 首が折れたメリーゴーランドに欠けたコーヒーカップ。全部が全部目新しかった
💗
💛
💛
夜が陽射しになって街を、山を、遊園地を飲みかけていた。
💗
💗
夕方の風に乗せられて仄かな花の香りが鼻腔を擽る。
💛
💛
💗
俺と君は花の香りがする方へ走った。
💗
💛
そこには中が吹き抜けになった劇場があった、
💗
俺は少しささくれたった古い木の扉をゆっくりと押す。
💗
💛
そこには季節外れの桜が爛漫と花を咲かせていた。
俺と君はあまりの美しさに感嘆の声が漏れる。
💛
💗
桜を見上げる君の横顔が余りにも美しくて俺は桜より君から目が離せなかった。
💛
💗
青空が茜になってお終いを告げる。
💛
💗
桜の劇場から出た俺達は日の傾く空を見上げながら言った。
💛
💗
広い廃墟の遊園地を一望できる高台からの眺めは夕焼けと重なり息を飲むほど美しくて、一生ここに居たいなんて思った
💛
💗
💛
💗
💗
自分の喉から無意識に小さな音が漏れ出る。
💛
💗
💗
💛
💗
💛
💗
💛
💗
💛
💗
💗
💛
💛
💗
💛
俺と君は思わず手を取り指を、腕を絡めた。
俺は少し強引に君の手を引いて高台から駆け下り観覧車に乗る。
💗
💛
面白半分で手を差し出し君が微笑み手を取る。 この時間が永遠に続けと思った。
💛
💛
どこから分からないところからピンクと赤色の風船が2つ浮いて君が手を伸ばす。 俺は代わりに取ってひとつ渡す。
💛
💗
💛
雰囲気で思わず口走った言葉を承諾されて身じろぐ。
💗
夕日の光の粒を頬に滑らす君の腰に手を回し、顎をそっと持ち上げる。
小さくて従順な君の瞳を見つめ俺の顔を近づける。
💗
💛
💗
💛
蕩けるような甘い甘い口付け そのまま優しく抱き合うとふたつの風船を持って観覧車をあとにした。
💛
💗
2人で茶化し合いながら高台の柵に風船を結びつけて砕けるくらい手を握り遊園地を後にした。
ここじゃない何処かを失うだけ
ここじゃない何処かに逃げたいだけ
ぷつりと切れたひとつの風船が天に浮かんだ。
[ 宇宙の季節 ]
150タップお疲れ様でした! ♡&コメントしてくれると嬉しいです!!
さむねです
コメント
1件