コメント
2件
お父さんには義母がいて、義弟たちにはお互いがいて、主人公くんには誰もいないってのがまた切ない😭続き楽しみにしてます🍀*゜
倉内 春樹
倉内 春樹
気づけば朝になっていた。
泣いたせいか目が痛い
今日も学校がある
下に行けば父さん達がいて、 顔を合わせたくない人達が居る
行きたくない
そんなことを考えていると、 扉を叩く音がした
倉内 春真
倉内 春真
倉内 春真
父さんは部屋に入らずに俺に話しかけてきた
でも、なかなか返事をすることができなかった...
昨日、場の雰囲気を悪くしてしまったから
なんて言えばいいか分からない
きっと、父さんはもちろん
義母も怒ってる
昨日、義弟を泣かせてしまったから
俺が黙りこくっていると_
倉内 涼子
倉内 春真
義母の涼子さんが俺の部屋の前にやって来た
倉内 涼子
倉内 春真
多分、俺が黙りこくっているから心配したんだろう
父さんは少し考えたあと、 了承した。
父さんが一階に戻った後涼子さんが部屋の扉越しの俺に話しかけてきた
倉内 涼子
倉内 春樹
俺は相変わらず黙ったままだ
倉内 涼子
すごく意外な言葉だったので少し驚いた
倉内 涼子
私達?
倉内 涼子
何故か無性に腹が立った
倉内 春樹
倉内 涼子
倉内 春樹
倉内 春樹
倉内 春樹
倉内 涼子
俺が叫ぶと涼子さんは急ぎ足で駆け下りていった
あんなこと言いたいわけじゃない
けど、何故かすごくイライラする
小学一年生の俺には、 人に当たることしかできなかった...
倉内 春樹
今一番会いたい人がこの世に居ないことは、こんなにも悲しいだなんて思ってもいなかった_
倉内 春樹
7:10
学校には、7時50分には登校して学校に着いて居なきゃいけない
学校まではあまり遠くないので20分くらいで着ける
倉内 春樹
倉内 春樹
ご飯を食べて支度をして学校に行かなきゃ行けない
けど、あの人達に会いたくないのと
暴言を吐いてしまったことが引っかかって行く気になれなかった
でも、やっぱり行かなきゃ行けないと思った俺はベッドを降りて扉を開けた
倉内 春樹
あまり音を立てないように降りて行き
洗面所まで向かった
顔を洗って、歯磨きをした俺は
父さんが毎日準備して置いてくれる服を手に取り着替えた
着替えたあと、リビングに行こうとしたが気まずくなりそうで なかなか行けなかったが時間がないので行くことにした。
倉内 春樹
ソファーには義弟二人が座っており
俺に気づいたのか、さっきまで笑顔でテレビを見ていた顔が少し怖ばっていた
俺はいつもの様に朝ごはんのある食卓へ向かった
父さんは食パンを食べながらスマホニュースを見ていた
涼子さんは義弟が食べた食器を洗っている
すれ違ったとき、目が合ったが俺に向けられた目は恐怖が加わっていた
倉内 春樹
俺は疑問に思いつつ椅子についた
倉内 春樹
俺は和風派なので朝は必ずご飯だ
腹持ちも良いし
何より父さんが作った味噌汁が大好きだ
そう思いながら味噌汁を口にした
倉内 春樹
父さんの味じゃない
倉内 春樹
倉内 春真
倉内 春真
と、微笑みながら答えた
俺は胸糞悪くて涼子さんを睨みつけた
涼子さんは少しビクついて
父さんに
倉内 涼子
と俺の怒りを察したのかそう言った
倉内 春真
倉内 涼子
俺はさっさと朝食を食べ、歯磨きを済ませたあとランドセルを手にとり学校へと向かった
佐藤
倉内 春樹
佐藤
倉内 春樹
倉内 春樹
佐藤
倉内 春樹
佐藤
倉内 春樹
こいつは、佐藤。
学校では一番仲良しな奴
父さんは小さな企業会社の社長で佐藤はお得意さんの子供らしい
俺は人ずきあいが良い方なので友達は沢山いる
桜さん
倉内 春樹
この子は桜さん俺の好きな人だ...
心さん
桜さん
心さん
桜さん
よく言われるけど
自分でもそう思っている
佐藤
倉内 春樹
佐藤に呼ばれ自分の席へと向かった
佐藤は俺の席の後ろなので
いつも俺が来ると椅子を下げてくれる
扱いやすい奴だ
俺がそんなことを考えていると、 予鈴がなり先生がやって来た
朝の会をした後、 1時間目が始まりあっという間に5時間目の終わりのチャイムが鳴った
帰りの会を済ませた俺たちは廊下へと向かった
一年生の俺たちは帰りが少し早い
窓の外に目を向けると
まだ、明るい夏の空が広がっていた
最後まで見て頂きありがとうございます😊🙇♀️
次回、ハート500
next heart ♡500