その日、外は雨が降っていた。
ざぁー🌧
〇〇
…つまんない
私は大抵雨の降る日は機嫌が悪い。
湿気のせいで髪は崩れるし… そうと外で遊べないし…
聡
〇〇ー?
〇〇
…なに
不機嫌さ満載で返答する私。
聡
…キャンディーいる?笑
〇〇
…いらない
聡
キャンディー見ると健人くんのソロ曲思い出すよね。笑笑
〇〇
うん…
聡
ほんとにいらないの?
〇〇
…いらん
そっか、、と聡はうなずき、 持っていたキャンディーを 自分の口にパクッと食べる。
〇〇
あぁぁ、!欲しかったのに…!
聡
え、な、なんで!?
聡
たった今、いらんってゆったじゃん!
〇〇
違うの!、
ホントは欲しかったの…、
ホントは欲しかったの…、
そう言うと、聡は困ったように 眉をしかめた。
聡
もーあまのじゃくめ!笑
仕方ないなぁー笑
仕方ないなぁー笑
聡はニコッと微笑む。
聡
ほら、口開けて?
〇〇
え…?、
驚いてわずかに空いた 私の口の隙間に聡は自分が 食べていたキャンディーを ほおりこんだ。
〇〇
?!
聡
どう?美味しい?笑
〇〇
はぁかじゃなぁいほ!
はぁんへぇすふぃふじゃん…
はぁんへぇすふぃふじゃん…
聡
何言ってるか分からなーい!笑
聡はいたずらっぽく 目を輝かせた。
〇〇
も~う、そーのばかっ…//
聡
〇〇!大好き!
ちゅっ
聡
あま、、//
〇〇
も!、//
キスの味はキャンディーより ずっとずっと甘くて…
聡
機嫌治りましたー?笑
〇〇
治った…笑
雨の日でも、君はいつだって 太陽みたいに私を照らしてくれる 存在なんだ。
end