主
初めまして、うさぎと申します。
主
これは初テラーなので、下手だったら許して下さい。
主
母語はデンマーク語で日本語がおかしい時あります。
主
設定は学パロでゴンキルは高校の受験に出会ったのです。
主
どうぞお楽しみください♪😊
イルミ
フッ……キルアが、あんな“普通の”学校に? ずいぶん暇になったね。
イルミ
…まさか、サッカー選手にでも憧れてるの?
キルア
...
あまりの気まずさに包まれたキルアは、思わず黙り込んだ。
イルミ
いや、学力足りなかった?
イ゛ル・ミ
イ゛ル・ミ
それとも寂しくて寂しくて兄貴の注目どうしても欲しかったのかな?
イ゛ル・ミ
どっち?
イ゛ル・ミ
どっち?
イ゛ル・ミ
どっち?
いや、気まずいなんてではなかった。イルミの圧は風のように空気を揺らし、部屋の隅々まで染み渡っていた。
キルア
(小声) いいえ。
イ゛ル・ミ
なんて?
キルア
いいえ、満点だった。
イルミ
でもあんな簡単な受験なら、満点を得てもおかしくないぞ
イルミの視線は、ただ見下ろすだけで心を射抜くほどに強かった。 実際の身長差は大したことはなかった。 それでもーーあの一瞬、キルアには兄が巨人に見えた。
キルア
いや、志望校の受験も満点だった。
イルミ
は?
イルミ
はああー!?
ゾルディック家の血を引く者として、普通なら耐えられないような圧力にも立ち向かった。
イルミ
じゃあ、なんであんな学校に入学したのか?
ゴン
ようやく終わったかー!!
ゴン
全然頭まわらなかった
ゴン
ちょっとは頑張った、かな。
ゴン
ここに来たこと……間違ってなかったよな
ゴン
ジンみたいに、走って、蹴って……サッカーで生きてみたい。
ゴン
ちょっとミトさんから遠いかな…
思わず一滴の涙が垂れかけていた。
部屋を見渡した時、ある少年が視線にはいってきました。
肘を膝に乗せて、片手で頬を支えながら、 もう一方の手は机の縁を無意識にカリカリといじっている。
マネキンのように透ける肌。 洗いたての銀髪は皿のように輝き、 その目は光を吸ったダイヤのように、じっと外を見ていた。
ゴン
緊張してる? オレ、ちょっとドキドキしててさ。ここ、志望校なんだ。
???
ふーん。ま、俺も一応。
ゴン (驚)
“一応”? ここ受けるの、もしかして本命じゃないの?
???
「んー…まあ、“念のため”って感じ?
???
(ま、本当は暇つぶしなんだけど…)
ゴン (笑)
へぇー、なんか余裕だね。すごいや。
??? (恥)
別にすごくないだろう
ゴン
俺はねサッカー選手になりたい、ジンみたいに
ゴン
だから絶対に入りたい!!
ゴン
一緒に入ろうよ
???
…変なやつ
合格発表
掲示板の前、風が紙をはためかせる。 ゴンは背伸びして番号を探していた。
ゴン (笑)
……あった!
ゴンが思わず声を上げた。番号の前でぴょんと跳ねる。 その横に、いつの間にか白い髪の少年が立っていた。
???
へえ、受かってんじゃん。
ゴン (驚)
やっぱり!この前の、試験であのすごい子だった!!
キルア (恥)
…俺はキルア
ゴン (笑)
俺はゴン!
キルア
よろしくな、ゴン。
ゴン (笑)
うん、よろしく!