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ミセバラの花  1話完結

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ミセバラの花 1話完結

1 - ミセバラの花 1話完結

♥

27

2020年04月08日

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僕は中学2年生

その割に友達は全然いない

強いていえば、秋山凛

佐藤瑠衣

凛おはよう

秋山凛

瑠衣おはよう!!

佐藤瑠衣

今日は早いね、

秋山凛

あーうん、自主練しようかなって‪w

佐藤瑠衣

あーそうなんだ、‪w

秋山凛

どーせなら教えてよ!

佐藤瑠衣

別にいいけど、

今日は部活の日

僕達は仲が良く

一緒に練習したりペアを組むほど

2年生

おい瑠衣

佐藤瑠衣

ん?

2年生

お前さ、凛と仲いいよな

佐藤瑠衣

(あぁ、またか、

佐藤瑠衣

(凛は勉強もできるし可愛い、

佐藤瑠衣

(それに比べて俺は何も出来ない

佐藤瑠衣

(僕と一緒にいて不満を抱えるやつが沢山いるんだ。

佐藤瑠衣

うん、

2年生

お前マジで意味わかんねーんだけど

佐藤瑠衣

知らない

2年生

はぁ?‪ふざけんな!

(👊 ˙-˙ )💥💥

佐藤瑠衣

イッタ!!

佐藤由紀

ん?

佐藤瑠衣

あ、

佐藤由紀

ねぇ、後輩くん何してるの?

2年生

はぁ?うる…

2年生

由紀先輩!

佐藤由紀

これ私の弟なんだけど、

2年生

あ、えっと、

佐藤由紀

何してたんですか??

2年生

いや、あの、ちょっと不満で、

佐藤由紀

ごめん私には後輩くんの言いたいことが分からないなぁ、

2年生

えっと、あの、秋山凛と一緒に居たから、

佐藤由紀

秋山凛と一緒に居ちゃだめなの?弟は、

佐藤瑠衣

( '-' )

2年生

いや、釣り合わないから、

佐藤由紀

え、そうかもしれないけどさ

佐藤由紀

後輩くんも凛ちゃんと釣り合わないよ?

2年生

( '-' )

佐藤瑠衣

( '-' )

佐藤由紀

それに釣り合わないとか関係ないでしょ、

2年生

あ、はい。

佐藤由紀

分かったなら瑠衣君に謝りましょう

2年生

はい、、

佐藤瑠衣

( '-' )

2年生

すみませんでした

佐藤由紀

だって瑠衣

佐藤瑠衣

いや僕は別にいいんだけど

2年生

ε=ε=ε=┌( ˙-˙ )┘

佐藤由紀

あ、逃げた

佐藤瑠衣

姉ちゃん脅しすぎ

佐藤由紀

だって可愛い弟が傷ついてんだよ?!

佐藤瑠衣

いや、関係ない‪

佐藤由紀

もう冷たいなぁ〜

佐藤瑠衣

デレデレするのやめて

佐藤由紀

可愛くなッ!

佐藤瑠衣

いや別にいい。

佐藤瑠衣

じゃあ帰ろ!

佐藤由紀

あー先帰ってて

佐藤瑠衣

分かった

秋山凛

すみません遅れました!

佐藤由紀

大丈夫だよ

佐藤由紀

急に呼んでごめんね

秋山凛

いえいえ!!

佐藤由紀

好きなの頼んでいいよ、私がだすから

秋山凛

あ、ありがとうございます!

秋山凛

あの、お話って、

佐藤由紀

あー、

佐藤由紀

瑠衣と仲良くしないで欲しい。

秋山凛

え、?

佐藤由紀

いや、あのなんて言えばいいんだろ

秋山凛

はい…

佐藤由紀

凛ちゃんと瑠衣が仲良くしてるのに不満を持つ奴らが居てさ、

秋山凛

なるほど、

佐藤由紀

それで今日虐められててさ

秋山凛

……

佐藤由紀

いや、別にどっちでもいいけど、

秋山凛

分かりました。私近ずきません。

佐藤由紀

そっか、

秋山凛

いえ、

佐藤由紀

前から思ってたんだけどさ凛ちゃんってさ

秋山凛

??

佐藤由紀

瑠衣のこと好きでしょ?

秋山凛

Σ( ˙꒳​˙ )!?

佐藤由紀

やっぱり‪w

佐藤由紀

分かるよ、瑠衣かっこいいもんね

佐藤由紀

可愛いもんね、

秋山凛

は、はい…

佐藤由紀

いや、嫌がらせじゃないからね!?

秋山凛

知ってますよ!

佐藤由紀

うん、じゃあ私はそれだけ

佐藤由紀

ここにお金置いとくからこれで払って

秋山凛

はい!

佐藤由紀

余ったお金は好きなように使って

秋山凛

分かりました

佐藤由紀

じゃあね、

佐藤瑠衣

凛ー!

秋山凛

ごめん私トイレ行ってくる

佐藤瑠衣

あ、うん

佐藤瑠衣

あ、凛!この問題分かる?

秋山凛

ごめんそれ分からないんだよね、先生に聞いたら?

佐藤瑠衣

あ、うん。

放課後

佐藤瑠衣

ねぇ、凛

秋山凛

あ、ごめん私塾!

佐藤瑠衣

今日はなかったよね?

秋山凛

いやある!

佐藤瑠衣

嘘でしょ?分かるもん

秋山凛

(´Д`)ハァ…

佐藤瑠衣

なんで避けてたの?

秋山凛

なんとなく

佐藤瑠衣

なんとなくじゃないでしょ

秋山凛

なんとなく

佐藤瑠衣

もしかして昨日なんか脅された?

秋山凛

え?

佐藤瑠衣

例えばー僕のお姉ちゃんとか

秋山凛

( '-' )

佐藤瑠衣

あ、ビンゴか、

秋山凛

( '-' )

佐藤瑠衣

なんて言われたの?

秋山凛

瑠衣と話すのはやめろって。

佐藤瑠衣

は?

秋山凛

瑠衣が傷つくからやめてって言われたの

佐藤瑠衣

ごめん凛俺先帰る

秋山凛

あ、うん。

佐藤瑠衣

おい姉ちゃん!

佐藤由紀

あーおかえり

佐藤瑠衣

なんで凛にあんなこと言ったの?

佐藤由紀

え?

佐藤瑠衣

なんで話すなって言ったのか
聞いてんだよ

佐藤由紀

瑠衣が傷つくから

佐藤瑠衣

はぁ??

佐藤由紀

虐められてたでしょ。

佐藤瑠衣

だからなんだよ。

佐藤由紀

可愛い弟が誰かのせいで虐められるのはごめんだよ。

佐藤瑠衣

お前の人生じゃねーだろ

佐藤由紀

違うけど。

佐藤瑠衣

話すか話さないか勝手だろ!

佐藤由紀

うん。

佐藤瑠衣

なのになんでお願いしたんだよ!

佐藤由紀

凛ちゃんがいいよって言ってくれた
優しすぎるよね。

佐藤瑠衣

お前凛を人形扱いすんな!

佐藤由紀

はいはい、

佐藤瑠衣

一生話しかけてくんなクソ女

佐藤由紀

( '-' )

佐藤由紀

はぁ、眠‪、

佐藤由紀

今日って何日だっけ、、

佐藤由紀

え?!今日瑠衣の誕生日?!

佐藤由紀

なんも買ってないんだけど、

佐藤由紀

早く買わないと!

お母さん

あんたそー言えば瑠衣と仲直りしたの?

佐藤由紀

してないよ

お母さん

もう、早く仲直りしなさいよ

佐藤由紀

瑠衣が許してくれないんだもん

お母さん

まぁでも今回はあんたが悪いわよ。

お母さん

クソ女って言われて当然よ。

佐藤由紀

( '-' )

お母さん

早く帰ってきなさい。

佐藤由紀

はーい

佐藤由紀

はぁ、喜んでくれるかな、

佐藤由紀

でも瑠衣なら受け取ってくれるでしょ、

佐藤由紀

っ!!

バタッ!!

佐藤由紀

んん?

お母さん

あー良かった目覚めた!!

佐藤瑠衣

(´Д`)ハァ…

佐藤由紀

瑠衣ぃー!!

佐藤瑠衣

辞めろ

佐藤由紀

あ、はい。

倒れた原因は病気ですね

佐藤瑠衣

お母さん、なんで早く治療しなかったのですか?

お母さん

え??

佐藤由紀

お母さん

ちょっと、病!?

佐藤由紀

ごめんずっと隠してた。

佐藤瑠衣

最低だな。

佐藤由紀

うるさい。

お母さん

今すぐ治せますか?

残念ながら治療しても変わらないです。

頑張ったらゆきさんの誕生日は迎えられるでしょう。

お母さん

そうですか

では失礼します。

お母さん

あんた本当になにしてんのよ!

佐藤瑠衣

僕より馬鹿だね。

お母さん

なんでいわなかったのよ!

佐藤由紀

迷惑かけるから

佐藤瑠衣

こっちの方が迷惑かけてるよ。

佐藤由紀

さっき分かった。

お母さん

もう、本当にバカ……

お母さん

もう変えられないなら仕方ないわ。

佐藤瑠衣

( '-' )

佐藤由紀

瑠衣、これ

佐藤瑠衣

なにこれ。

佐藤由紀

ネックレス

お母さん

あら、可愛いわね

佐藤瑠衣

は?これ何円したの?

佐藤由紀

5000円ぐらい??

佐藤瑠衣

そんなに金かけるならもっとましなもの買ってこいよ。

お母さん

ちょっとそれはいいすぎよ!

佐藤瑠衣

花の着いたネックレスとか女がつけるものじゃん。

佐藤瑠衣

要らねーよこんなの。

佐藤瑠衣

|)彡 サッ

お母さん

さすがに言い過ぎよね?!

佐藤由紀

お母さん待って、

お母さん

なによ?!

佐藤由紀

ネックレスに対して怒ってるのかもしれないけど

佐藤由紀

多分怒ってるのは私が病気を言わなかったからだと思う。

佐藤由紀

病気に対して怒ってるのにネックレスに当たってるのは多分…

お母さん

分かったわ、

お母さん

ほっときましょ。

結局その日は仲直りをしなかった。

お母さん

瑠衣!

佐藤瑠衣

なに、

お母さん

あなた全然見舞いに行かないそうね。

佐藤瑠衣

だからなに?

お母さん

なんで行かないのよ!!
あんたを守り続けてきたお姉ちゃんでしょ!?

佐藤瑠衣

俺は行かない

お母さん

なんでよ!!

佐藤瑠衣

姉ちゃんは死なない

お母さん

はぁ!?

佐藤瑠衣

病気に負けるほど弱くなんかねーんだよ。

佐藤瑠衣

|)彡 サッ

お母さん

ちょ、待ちなさい!

お母さん

はぁ、

ついに姉ちゃんの誕生日がやってきた。

その日は大事なバスケの試合があった。

その試合に勝てば、メダルが貰える。 俺たちの夢が叶うかもしれない 大切な試合だった。

俺たちはついにラストの試合までたどり着いた

そんな時

監督

おい!佐藤!

佐藤瑠衣

なんですか、

秋山凛

瑠衣、由紀先輩が!!

監督

生と死をさまよってる状態だそうだ。

佐藤瑠衣

……

監督

言ってやれ。

佐藤瑠衣

秋山凛

あのネックレスの花、ミセバラって言うんだけどね、

秋山凛

あの花言葉は、大切な人なんだって、

秋山凛

瑠衣だって思ってるんでしょ?

秋山凛

お姉ちゃんは大切な人だって。

佐藤瑠衣

……

佐藤瑠衣

ごめんなさい監督、僕行ってきます。

監督

おう!

秋山凛

瑠衣あとは任せて。

佐藤瑠衣

ありがとな。

到着した時にはもう夕方だった。

佐藤瑠衣

姉ちゃんごめん。

佐藤瑠衣

悲しませてごめん。

佐藤瑠衣

ほんとうにごめん。

強く生きてな。

佐藤瑠衣

!!

佐藤瑠衣

姉ちゃん!?

姉ちゃんの声がすると、 直ぐに姉ちゃんは天国に行ってしまった

佐藤瑠衣

僕、姉ちゃんの分まで強く生きるから。

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