仲間との絆試し

⚠attention⚠ 本人様と関係ありません. この物語はフィクションです. 災害系が苦手な方は見ないでください.

なぁ…俺には何もできひんのｯ…？

嗚呼、またダイスが欠けちゃうよっ…

辛いことも乗り越えていこーや。

俺らがやってきた今まではなんやったん？

その努力を捨てる気？

欠けたダイスの分も…取り戻そーや。

お願いやっ…

通知 音あり

─県─市 津波がくる恐れがあります。 直ちに避難所へ避難してください。 又は高い所へ逃げてください。

え…やばくねっ…？

スマホと…充電器と…

そんなこと考えてる暇はない。

けど、ふと目に映った“写真”があった。

…………要らないか

皆子の通知を見て、避難所に行く人が増えた。

でも、避難所だったら、津波が来る可能性があると俺らは思い、 高台へと避難することを決意した。

大丈夫だよねっ…？

俺の考えでは嫌な予感しかしないけど。

家族思い、友達思いな初兎ちゃんだから、 ふと居なくなりそう そう思っていた。

寒…マスク持ってこれば良かった…

てか初兎ちゃんしかマスクしとらんし… 陰キャだね……

下見といた方がいいかなっ…？

うぇ…怖っ…

今は『不安』と『恐怖』しかない。

メンバーがいつか居なくなると考えただけで苦しい。

じんじんとくる痛み。

ありがとう、初兎ちゃん。

この間にも、あにき達は進んでる。 今日は霧があって遠くに行ったら見えなくなる。

ざっばーんっ

津波はすぐそこまで来てる。

止まったら…もう生きて帰れないだろう。

そんな空間にいる。

段々と天気が悪くなり、視界も見えずらくなった。

流石に…だよね。

だって1分くらい止まったら津波に巻き込まれるもん。

俺だって辛いよ…、

もう初兎ちゃん達に会えなかったらと思うと 不安でしかない。

きっと初兎ちゃんも辛いよね。

数時間前の幸せを奪われた。

奪われた自由は取り戻すことが出来るのか＿

あれ…？初兎ちゃんっ… 聞こえてないのかな…？

外くっそ寒いから震えるのは当たり前か…

どんどん津波は押し寄せてくると考えるだけで 震えはとまらない。

初兎ちゃんも疲れたよね…ごめんね。

俺が後ろを振り返った。

津波はきてないと思っていたが、 すぐそこまで津波は押し寄せてきていた。

俺らは今1列になって山を登っている。 案の定、俺は1番後ろ。

だから流されたらどうしよう、巻き込まれたらどうしようという恐怖もあるし、ほんとにまたあの“6人”が揃うかどうかという恐怖もある。

葩兎です。 溜まってたコメ返は後でします！ 他連携の続きは後日公開します。

おまけ │ 𝕏見れない方へ

順番みすりました(>_<) 実はないむの周年グッズ買えてなかったので再販検討嬉しいです😖 てか今日ファミマ行ったんですよ、(店内放送目当て) で3件まわってもなくて… で最後の店舗にかけたら流れてました😿 『ファミマにお越しの皆さん！』 みたいな言葉からはじまってた気が…！

せっかくだったので、めろぱかのブロマイド3枚買ったぞい((