灰谷蘭
お母さん
卵焼きとウィンナーにマカロニサラダ。 プチトマトも入っててカラフル。カラフルなのは好き。
灰谷蘭
お母さん
お母さん
お母さんもテーブルについてトースターをくわえながらそう言う。
お母さん
灰谷蘭
お母さん
トーストをコーヒーで飲み込んでお母さんが言い直した。お母さんは外回りの仕事をしている。販売員ってやつ。
灰谷蘭
灰谷蘭
お母さん
とお母さんはカバンを方に掛けて立ち上がりながそう言った。
お母さん
とお母さんは玄関脇を指差した。
お母さんが指差した先には、確かに少し大きめのダンボール箱が置いてある。
灰谷蘭
と俺は、トーストをちぎりながら考えた。
なにか頼んだっけ?
夜寝る前にお母さんに借りたタブレットで通販ページとか見てたりするのは好き。
世の中には本当にいろいろな物がある。 すてきな物や欲しい物はいろいろあるけど、小学六年生の俺が勝手に注文出来るわけじゃない。
欲しい物があるときは、お母さんに頼んで、お母さんが許してくれれば買ってもらえる。通販だけじゃなくて、なんでもそう。俺は、お小遣い制じゃないから。
俺はいろいろ思い返して、最終的にな結論に達した。
うん、俺、何も頼んでない。
灰谷蘭
お母さん
俺は席を立ってダンボールを見て見た。
灰谷蘭
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