君のいない1年間
赫
橙
赫
橙
赫
橙
赫
橙
赫
橙
赫
橙
赫
橙
赫
橙
赫
橙
赫
赫
赫
橙
赫
赫
橙
赫
俺の記憶はそこで途切れた
目を開けたら真っ白な所にいて 隣に黄裙がいた
黄
赫
黄
黄裙に抱き締められた瞬間 記憶が蘇る
赫
赫
黄
赫
次に目を覚ましたのは 3日後で
隣に桃裙がいた
桃
赫
桃
赫
桃
赫
俺は全身の打撲と指の骨折だけで済んだらしい
そんな話をしながら 橙裙と住んでいた家に帰った
赫
そう言っても笑顔で返してくれるあの人はいない
もうあの優しい声は聞けないのかと思うと涙が出てくる
赫
桃
赫
桃
桃
赫
次の日俺は桃裙と橙裙に会いに行った
桃
赫
俺は衝撃だった
たくさんの管や機械 安定していない心拍数 苦しそうに息をしている橙裙
赫
俺がくれーぷが食べたいと言ったから
俺が橙裙より前を歩いていたから
俺がちゃんと周りを見ていなかったから
赫
俺が
橙裙と付き合っていなかったらこんなことにならなかったのかもしれない
桃
桃
赫
赫
桃
桃
桃
目を開けると見慣れた部屋
あぁ、俺はあのまま寝てしまったんだ、
そう思いながら重たい体を起こす
赫
泣きすぎたせいか頭が痛い
頭痛薬を取りにリビングへ向かう
蒼
エプロン姿でこちらを見つめている蒼ちゃんがいる
赫
赫
辺りを見回してもあの人はいない
蒼
蒼
そう言っておでこを触られる
赫
蒼
赫
赫
蒼
赫
熱はあるが心配はかけたくない
そう思い俺は嘘をつく
蒼
赫
蒼
赫
そう言って寝転がる
赫
咳が出ても頭が痛くても
あの暖かい手で撫でてくれる君はいない
赫
赫
声を押し殺して泣く
泣きたくないのに勝手に涙が出てくる
早く会いたい
早く君に抱きしめて欲しい
赫
赫
蒼
蒼
声を押し殺して泣いている赫裙を見つめる
どう声をかけていいか分からない
もうあの人をよぼう
そう思い連絡を入れた
すぐに連絡が帰ってきて すぐ向かう との事だった
家のチャイムがなる
誰が来たんだろう
でもそんな事を考えている暇はなく
俺は泣き続ける
声が聞こえてくる
怖い
殺されてしまったらどうしよう
そんな事を考えて俺の体は震える
蒼
紫
赫
赫
紫
紫 ~ 裙と橙裙の抱き締め方や撫で方はよく似ている
そのせいか凄く安心する
御免なさい力尽きました 🥲
コメント
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がちでなみだでてきた