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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

エメラルドカフェ 12:45

カチャ

カフェの中は真っ暗になり、客達は困惑した

客 A

怖いよ!ママ

客 B

こんな時に停電か!?

ザワザワ

すると、窃盗犯は銃を上に向け引き金を引いた

バンバン!

窃盗犯 兄

うるせぇぞ!くそ、ブレーカー探しに行くか

スマホを取りだし、懐中電灯に設定し、厨房へ行った

カツカツ

ギィ~、バタン

部長

行っちゃったな

ボゴっ!!

すると、部長の近くにいた客は部長の顔を殴った。強く殴られ、部長は倒れた

部長

いってぇ!何しやがる!?

客 B

何しやがる?それはこっちのセリフだ!

男の客は部長の胸ぐらを掴み、怒鳴り散らした

客 B

テメェが余計な事をしやがって!こっちの事も考えてねぇのか!?

部長

仕方ねぇだろ?暇そうだったから、俺が話し相手にしたのさ

客 B

このっ!

「お、お客様!落ち着いてください!」

その言葉に男の客は手を止めた。 小さな光を照らした相手は少し前髪が長く、スーツを着た男だった

部長

店員の着てるの、高村のスーツ?何で貴方が

店員 B

じ…実はあのお客様に頼まれました

エメラルドカフェ 12:20

高村 竜平

すみません…お願いがあります

店員 B

お願い…ですか?

高村 竜平

その服をお借りしてもいいでしょうか?

店員 B

ど、どうするのですか?

高村 竜平

僕が店員のフリをし、窃盗犯を目を離した隙にお客さん達を避難してください

店員 B

それで、お客様は?

高村 竜平

僕は大丈夫ですので…

ニコッと笑った高村。前髪の隙間から綺麗な赤い目に店員はほうを染めた

店員 B

分かりました。どうか無理はなさらず

高村 竜平

ありがとうございます

エメラルドカフェ 12:45

部長

高村が?

店員 B

はい…その高村様が立ち上がった隙に警察に通報をしました。

その言葉に客達はホッとした

客 A

あのお兄ちゃん、カッコイイねママ

客 C

そうね

客 B

だけど、その男まさか1人で逃げてねぇよな?

店員 B

それは…

客 B

はっどうせ、1人で逃げてラッキーって思ってるだろ?

その言葉にイラッとした店員は反論しようとした

部長

アイツはそんな逃げる奴じゃねぇ

客 B

は?何で分かんだよ?

部長

同僚だから、それ以外あるのか?

部長の言葉に男の客は歯を食いしばった

客 A

おにぃちゃんはどうして、ひどいことをいうの?

客 C

そうですよ。今はあの人を信じて待ちましょう

客 B

くっ!

言葉が出ない男は黙り込んだ

エメラルドカフェ:厨房 12:50

厨房の中は暗く、懐中電灯の光に頼りにしている窃盗犯は足元を照らしながら歩いた

窃盗犯 兄

くそっ…ブレーカーまでがこんなに遠いのか!

コツコツ…

窃盗犯 兄

あった

ボゴっ!!

窃盗犯 兄

がっ!

バタン

後ろから頭を殴られた窃盗犯はその場で倒れた。

変装中なハート

少しの間眠ってください

高村は縄で窃盗犯を縛り付け、ある人に話しかけた

変装中なハート

驚きましたよ、貴方がここに来るなんて思いませんでした

「私もびっくりしたわよ、貴方がここにいるなんて…」

変装中なハート

しかし、仕事の邪魔してしまいましたが…

「いいわよ、私の目的はこっちだから」

その人はレシピ本を手にした。

変装中なハート

そのレシピ本には何かあるのですか?

「えぇ、このレシピ本を返してほしいって頼まれたの」

変装中なハート

珍しい仕事依頼ですね。貴方がこれに参加する事に驚きました

変装中なハート

ダイヤ

ダイヤ

別に、この依頼に興味があるの

変装中なハート

依頼内容ですか?

ダイヤ

えぇ…っとそろそろ、目が覚めてしまうから、私がこれで

サッ!

ダイヤはすぐにその場を去ってしまった。 残った高村はすぐに部長達の方へ行った

変装中なハート

何だか、ダイヤは僕の事すっごく見てたな…鋭い目で…

目を細め、高村を見たダイヤを思い出し、鳥肌が立った

非常口の階段 12:55

非常口の方へ逃げたダイヤはすぐに変装した。スーツ姿で丸眼鏡をかけ、駐車場へ向かった

変装中なダイヤ

(ハートのベスト姿…カッコよすぎ♡)

手を口元を隠し、照れ隠しているダイヤであった

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