恋泥棒

kr side

俺は今knの手紙を渡しに態々 自分から探偵のアジトへ向かっている

ほんと馬鹿な話だよな。

あ、もちろん仮面はしていない

マスクはしているが

外で仮面とか頭おかしいからな

それにあわよくば、

あの紫野郎...smが本当に 俺の事を口外していないかの調査

調査って俺探偵っぽくね？

...ここが事務所か

やべ。

いや！おれ！好都合だ！

中身、そういえば見るの忘れてたわ

手紙を開封し、内容を確認する

まあ特に名前とかかいてねーな

金髪男のことがすきなのかって、 あいつ馬鹿か、！？

ド直球に書きすぎだろ！脳筋馬鹿！

あーkn後で叱る

何故だろう。口だけなのに信用してしまう

そういい内容を確認する前に 家に入って行った

恐らく手紙を書きに行ったのだろう

...俺も馬鹿だな。

探偵のもう1人だ。

やば。どうしよ

smが急いで戻ってきた

こいつそんなに友達いないのかよ

...何言っちゃってんの探偵

なんでもかんでも好きに結ぶのやめろ！

そしてお前も否定をしろよ！？

俺はsmの手から手紙を取ってすぐ帰った

kn side

いつも通りに目を覚ます

残り２日

大丈夫。俺は好きじゃない

好きじゃ...、ない、

隣で眠っているbrを見る

もう一緒に寝るのにも慣れた。

俺が先に寝ると大体後から潜り込んでくる

brを見ると心臓の鼓動が速くなる

違う。これは恋じゃない

恋になってはいけない

俺は逃げる様に部屋を出た

そのままキッチンへ直行した

感謝を伝えるのにも慣れてしまった

おかしいよな。おれ、

料理はしない方だが にんじんくらいなら切れるだろ

そういいkrは手紙を取りに行った

うまくいかない。

まじか俺

人参ですら切れないのか、？？

krが人参を見て固まる

そしてこちらを見て固まった

やっぱ慣れないことはしない方がいい

前smと料理をしようとしたら nkに鬼止められたのはこれが原因か

いやでもsmは人参もきれないから。 多分

浅く切れた指に絆創膏を貼る

1発。ムカついたから。

部屋に戻った

...brっていつも寝てないか？

ほんとは起きてる、とか

起きるタイミングがいつも 良すぎる

怪しい

手紙をそっと机に置いて

俺はbrに近寄った

寝息を規則正しく立てている

正直に聞いてみる

応答はなし。