テラーノベル
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春。
まだ一緒に過ごして数ヶ月
そんな短い期間で″家族″
と呼べる形になった。
太陽がだんだん沈んでいく時間
他の親子はもういない
壮菜
LEO
ブランコを手で優しく押しながら
笑いながら聞く
壮菜
玲王の言い方を真似して言う
表情は変わらないけど
変化に気づく玲王。
LEO
さっきより足をバタバタさせる壮菜
LEO
壮菜
高く押す
今までで一番高いところ
壮菜
LEO
LEO
LEO
ゆっくりお昼ご飯を作る真人
火のついたフライパンを横目に
手を洗っている
その前にはカウンターに身を乗り出して
じーっと見つめている壮菜
MANATO
壮菜
これが普通になってきたキッチン
MANATO
歌を口ずさむ
MANATO
料理を見て笑う真人
突然口を開く壮菜
すっ、と息を吸う音が聞こえる
壮菜
MANATO
壮菜
MANATO
壮菜
MANATO
MANATO
ってフライパンを握る
MANATO
壮菜
新しい単語を覚えるのと同時に
好きな音を見つける壮菜
誰かが声をかける
もぞもぞしてから目を擦る
RYUHEI
壮菜
でもまだ出てこない壮菜
RYUHEI
RYUHEI
壮菜
ぱっ、と顔を出す
RYUHEI
壮菜
ゆっくり手を伸ばして
体重をのせる
顔が一気に近くなる
壮菜
RYUHEI
RYUHEI
少し目を合わせてから
竜平の首に頭をぐりぐりする壮菜
RYUHEI
壮菜
RYUHEI
壮菜
RYUHEI
少し首を傾げる壮菜
壮菜
RYUHEI
壮菜
RYUHEI
今度は壮菜の頭を寄せて
ぎゅーって強くハグ
RYUHEI
RYUHEI
RYUHEI
離す様子がない竜平
壮菜
RYUHEI
壮菜
つっこまれながらリビングに向かう
リビングの机で
一生懸命、小さな手でクレオンを握る
動かし続ける壮菜
壮菜
JUNON
指を指す
そこには見た事のある髪色の人物
SHUNTO
JUNON
SHUNTO
壮菜
その隣に描かれている
SHUNTO
JUNON
壮菜
SHUNTO
少し言葉が詰まるけど
壮菜
壮菜
SHUNTO
JUNON
SHUNTO
同時に俯く二人
壮菜
何も分からない壮菜だけど
事実を述べてるだけ。
無意識だから余計心にくる。
ふたりで買い物に行った帰り道。
ランドセルを背負った子供とすれ違う
SOTA
壮菜
SOTA
壮菜
何かを考えている様子
でも手は離さない
そっと握り返すと、
壮菜
SOTA
壮菜
SOTA
確実でもないし、決定したわけではないけれど
頷く壮大
SOTA
SOTA
壮菜
役所の手続き
意味の分からない量の書類
何度もの説明
分からないことだらけで、簡単ではなかった
それでも、
ひとつ、
一つずつ
確実に整ってきた。
″島雄 壮菜″__
その名前が紙の上にも
載るようになった
家の中だけじゃなくなった。
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