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すちくん誕生日おめでとうございます!!
愛されですᵔ-ᵔ!
ピピピピッ
🍵
いつものように6時に鳴る目覚ましが、静かなキーボードだけの部屋に響く。
俺はその音が大嫌いだ。
だが、時間を忘れて作業しすぎてしまうため、6時にアラームを設定し、時間を思い出すようにしている。
🍵
🍵
独り言を呟き、資料などを上書き保存してパソコンをシャットダウンする。
🍵
無音の部屋に、俺の声だけがあって、俺独りの世界みたいだった。
洗面台にて、顔を無理やり擦り洗う
鏡を見て、ふと気づいた。
🍵
徹夜を繰り返したせいか、すごい真っ黒な隈が出来ていた。
とりあえず、収納していた俺に合う肌色のファンデーションを塗りたくる。
🍵
これでいつも通りになった。
だが、少し唇の血色が悪い気がする。
少し赤色ベースのリップを塗る。
🍵
何故ここまでするかと言うと、メンバーには徹夜のことを秘密にしている。
だから、バレたら即説教だし、作業効率も落ちるだろう。
だからバレないように、週1の会議の時だけは、細工をしていく。
そして、朝食作りにいく。
今日もいつも通り、お腹がすいていない。
なので、ゼリーなど、軽いものだけを口に含む。
まぁ…全部は食べきれないんだけどね。
これ以上食べたら吐きそうな気がして、蓋をして冷蔵庫に戻す。
そして準備に向かう。
🍵
仕事関連の荷物を全て持っていく。
そして、家を出た。
今の時刻は8時30分
今行けば50分には付けるだろう
家を出て、ただひたすら歩いてく。
人が多いのは好きではないから、裏道から遠回りをして進む。
そして、🌸のお家が見えた。
チャイムを押してから、合鍵で入室する。
すると、すぐに👑が出迎えてきた。
👑
🍵
相変わらず元気だなぁ…
👑ちゃんは俺独りの世界を明るく変えてくれるすごい優しい人。
独りの俺を優しく包んでくれて、そんなことを勝手に思っている。
すると、俺の手を👑ちゃんが優しく包む
👑
そう言い残すと、👑ちゃんは俺の手を引いてリビングへ向かった。
👑
そう言いながら、👑ちゃんは俺の手を握ってた手をそっと離す
🌸
掛け声がリビングに響いた時_____
🌸
おめでとう~!!
🍵
掛け声と共に流れた言葉は、「誕生日おめでとう。」この一言だった。
俺は嬉しい気持ちと同時に、自分の生まれた日さえ忘れて、業務に集中していた日々を思い出す。
今日は休暇みたいなものなのだろうか。
机にはご馳走が並べられていて、飾り付けにはハッピーバースデーの文字が並んでいる。
そして、みんなが一斉に喋り出す。
👑
🦈
🌸
🍍
📢
👑ちゃんは俺に抱きつき、🦈ちゃんはクラッカーを持ったまま近寄ってくる。
🌸は俺の肩にそっと手を置いて、🍍ちゃんはソファーに腰を下ろしながら、俺にそう言い放つ。
そして📢ちゃんは皆をまとめる。
いつもの日々のように見えるが、今日は俺が主役なのだ。
みんながいっぱい俺に気を使ってくれた。
🍵
そう言い、みんなで腰を下ろすと…
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👑
🌸
🦈
📢
🍍
🌸
ここで俺はふと思い出す。
最近ご飯を戻してしまいそうで、簡単なものしか食べれないことを隠している。
だが、この御馳走を食べたらバレてしまう。
どう免れるか…
あれこれ考えているうちに、気づいたらみんなグラスを持っている。
いつの間にか注がれたであろうグラスを遅れながらもとって、乾杯する。
🌸
🍍
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🌸
🦈
👑
🍵
このまま食べないままは失礼だと思い、その場で食べると決めた。
そして、口に運ぶ
🍵
俺は口に入れたと同時に、すごい美味しい感覚で口内が包まれた
が、体はそれを受け止めてくれず、そのまま戻してしまう___
🍵
👑
🦈
🌸
👑
🍵
🍍
📢
🍵
俺はみんなに世話を焼き、ただ1人でぼーっとしている。
そして、バレてしまうんじゃないかと不安で体が硬直する。
しばらく、動くのは厳しいかもしれない。
👑
🍵
俺はあの後、みんなに処理を任せ、服を着替えて、ソファーに横になっていた。
そして、📢ちゃんが問い詰める。
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👑
🍵
みんなの圧に負けそうで、今にも押しつぶされそうだ。
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🦈
🌸
🍵
俺は🌸に腕をまくられ、異常に細った腕を見られる。
そして、みんなが更に俺の症状について話した。
🦈
👑
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🍍
👑
🍵
🌸
🍵
今日は何時間の説教だろうか。
あの後俺は全て話した。
作業のしすぎでご飯を食べ忘れ、気づけば食べられなくなっていたこと。
作業に集中しすぎて、最近は寝れてないこと。
そして、誕生日も忘れるほど心を無にしていたこと。
全て話した。
🌸
🍍
🍵
📢
📢ちゃんが俺の下瞼を擦り、塗ってあったファンデーションを剥がした。
その下には、黒いクマが残っていたはずだ。
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🦈
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🌸
🍵
その後、俺はすぐに意識を失い、気づけば3日後になっていた。
そして、約1ヶ月後が経った時。
👑
おめでと~!!
2度目のパーティーが行なわれた。
俺はというと、また徹夜などをしないよう見張るために、シェアハウスをしている。
そして、みんなと協力し、少しずつ食べれるものを増やして行った。
そして、少し遅れた誕生日パーティーが行われた。
📢
🍍
🍵
今はこうして仲間と笑い合う日々を手に入れて
いつもより、10倍もの幸せを掴んでいた。
少し遅れた誕生日パーティー。