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ゆぺくんside

ゆぺくん☆★

あいつ、いねぇかな

俺は今、一年のクラスの前にいる。

学年が分かってもクラスまでは流石に俺も分からない。

だからこうやって俺は探している。

モブ

さくらくんってさぁ♡

モブ

どんな子がタイプぅ?♡

そんな声が聞こえた。

青春してんな…。

さくらくん。

えー考えたことないけど、

ん?この声は…

さくらくん。

愛してくれたらそれで良いかな

教室を覗くとあいつがいた。

てことは名前はさくらか。

つーか愛してくれたらって幅広くね?

俺みたいなやつでも愛してくれたら良いってことだろ?

それはみんなから告られるだろ…

モブ

じゃあさぁ♡

モブ

私と付き合わない?♡

ほら言ったのに。

いや言ってねぇか。

さくらくん。

え、おれ君のこと全然知らないよ?

モブ

でも私はさくらくんを愛すよぉ?

そういうことじゃないだろ、w

これ絶対困ってるわ…w

さくらはどうすんだろ

さくらくん。

…おれ、彼女いるんだよね

お、そう来たか。

嘘だろうけど。

モブ

…誰なの、彼女って

さくらくん。

それは…

普通に考えて、嘘なのに答えられるわけねぇよな。

モブ

もしかして、嘘?

さくらくん。

えっと…

必死に考えてるわ、あいつ。

どうせ誤魔化す案もねぇだろうけど。

しょうがねぇ、俺が助けてやるか。

ゆぺくん☆★

よぉ、さくら。

俺は話しかけた。

助ける方法は今考えた。

ゆぺくん☆★

恥ずかしいのも分かるけどさ

ゆぺくん☆★

さくらが彼女だからな?

さくらくん。

え、?

そりゃそんな反応になるよな。

モブ

な、何を言って…

俺の作戦、それは

ゆぺくん☆★

あー俺たち付き合ってんだわ

俺と付き合ってることにすること。

でも俺が彼女ってなるのは嫌だから付け足す。

ゆぺくん☆★

さっきさくらが言った彼女、

ゆぺくん☆★

本当は彼氏で俺だから。

ゆぺくん☆★

さくらが彼女

これで俺が彼氏、さくらが彼女になる。

モブ

…は、?

ゆぺくん☆★

てことでさくら、

ゆぺくん☆★

昼飯食いに行くぞ

さくらくん。

え、?あ…はい、?

まだ理解できていないようだ。

俺は鼻で笑う。

こうして教室から連れ出すことに成功した。

さくらくん。

あの…

着いた場所はたまに使う教室。

ここは薄暗くてヤるには丁度良い。

ま、今ヤるつもりはないけど。

ゆぺくん☆★

とりま飯食おうぜ

さくらくん。

はい…、?

俺は持ってた弁当箱を取り出す。

さくらくん。

…おれ、箸忘れました…

ゆぺくん☆★

え?

さくらくん。

どうしましょう…

焦ってる。

そこもちょっと可愛い。

ゆぺくん☆★

俺の貸そっか?

さくらくん。

…え、?

ゆぺくん☆★

俺2本持ってるし。

ゆぺくん☆★

割り箸だけどな

幸い俺は箸を2本持ってきていた。

さくらくん。

そんな…良いんですか、?

ゆぺくん☆★

ダメだったら言わねぇよ

そう言うとさくらの目が輝いた。

どんだけ可愛いんだよ。

ゆぺくん☆★

ほらよ、さっさと食うぞ

俺は鞄から箸を取り出してさくらに渡した。

さくらくん。

ありがとうございます…!

そんなお礼されるほどでも無いけど。

ゆぺくん☆★

お前可愛いな

これは本心。

俺は人に「可愛い」なんてほとんど言わないけど。

さくらくん。

え、?

さくらくん。

おれ可愛くないですよ、?

ほら、純粋すぎる。

こんなの可愛いとしか言いようがないだろ、

ゆぺくん☆★

…そういうとこだよ

さくらくん。

…?

俺がそう言ってもさくらは全く分かってなさそう。

なんでさくらは他の奴らより可愛いんだよ。

さくらが女なら即抱いたのに。

なんて思いながら俺は弁当を食べ始める。

ゆぺくん☆★

ほら、お前も食え

さくらくん。

あ、はい!

さくらがぼーっとしていたから声をかけた。

ようやくさくらも食べ始めたから、少しさくらの方を見てみる。

そうしたら凄く美味しそうに卵焼きを食べていた。

ゆぺくん☆★

…それ美味そうだな、

さくらくん。

これですか?

さくらくん。

これ、おれが作ったんですよ

ゆぺくん☆★

そうなのか?

俺と一緒か。

さくらくん。

はい!

さくらくん。

良かったら食べます?

ゆぺくん☆★

良いのか?

さくらくん。

もちろんです!

さくらくん。

お礼とでも思って下さい

いつもだったら貰わない。

女子たちが俺の反応を伺ってくるのウザいし。

けど今回は特別。

ゆぺくん☆★

じゃあ貰うわ

だってさくらだから。

するとさくらは卵焼きを俺の前に持ってきた。

え、これあーんじゃね?

もしかして自覚ねぇの?

だとしたら可愛すぎんだろ。

さくらくん。

…食べないんですか?

俺がなかなか食べようとしないから言ったんだろう。

ゆぺくん☆★

あーいや、食べる

俺はさくらの箸から食べた。

ゆぺくん☆★

んーうま、

ゆぺくん☆★

すげぇ美味いわ

お世辞なんかじゃない。

さくらくん。

ほんとですか?

さくらくん。

それは良かったです!

さくらは嬉しそうな顔をしてる。

…これよく考えたら間接キスでもあるくね?

さくらは気にして無さそうだけど。

なんかされたままとか嫌だし、やり返すか。

これもいつもなら絶対しないけど。

ゆぺくん☆★

それじゃ俺のもやるわ

さくらくん。

え?

俺は箸で卵焼きをさくらの前に持っていく。

ゆぺくん☆★

お返しな

さくらはそのまま食べてくれた。

さくらくん。

え、美味しい…

ゆぺくん☆★

だろ?

ゆぺくん☆★

俺が作った

さくらくん。

そうなんですか!?

俺はこう見えて料理は得意だからな。

ゆぺくん☆★

喜んだなら良かったわ

俺がそう言うとまたさくらの目が輝いたように見えた。

純粋すぎる。

数分後、飯を食い終わった。

さくらくん。

…あ!

急にさくらが言った。

ゆぺくん☆★

ん?

さくらくん。

また借りができました…

ゆぺくん☆★

…ふっ、

思ったより小さなことで笑みが溢れる。

ゆぺくん☆★

なんだそんなことかよ

ゆぺくん☆★

気にすんな

さくらくん。

いやでも…

さくらは納得してない様子。

ならついでに俺を満たしてもらうか。

ゆぺくん☆★

じゃあ…ヤるか?

さくらくん。

やるって…何をですか?

予想通り、分かっていなさそう。

ゆぺくん☆★

お前の場合やった方が早い

さくらくん。

そうなんですか…?

ゆぺくん☆★

あぁ。

ゆぺくん☆★

てことで脱げ。

さくらくん。

…はい!?

まぁそんな反応になるよな。

さくらくん。

えっと…

ゆぺくん☆★

やっぱお前、純粋だな

ゆぺくん☆★

今から俺が教えてあげるわ

さくらくん。

何を…ですか、?

ゆぺくん☆★

えっち。

さくらくん。

…え、?

凄い戸惑ってる。

ま、初めてならそうなるか。

ゆぺくん☆★

安心しろ

ゆぺくん☆★

優しくしてやるから

俺は微笑む。

いくら俺でも初めての奴には優しくするし。

でも多分、俺の理性は持たない。

それは可愛いさくらのせい。

2人の視点を書いてたら物語が全然進まないんだが…楽しいけど()

なのにネタだけはどんどん増えていくという…w

長くて質の良いものを心がけてますので投稿遅いですが許してください() (今回めっちゃ長い)

それと、フォロバは気になりさんだけに決めました!

アプリを入れてないせいか、フォローした人みんなの通知が来るんですよね…

フォローされたらラッキー程度に思って下さい!

基本フォロバはしませんので。

あとがきが長い…(コメントできないからここしか喋られない)

てことでスクロールお疲れ様です!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

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ユーザー

🌸くん純粋なのすきすぎますっ🥹‪‪❤︎‬ 続き見てきますっ‪👊🏻‪‪❤︎‬

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