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ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
着慣れない制服、見慣れない人たち、見慣れない街…
目に映るもの全てが新鮮に見える朝の街をこさめは1人歩いていた。
今日は、転校初日という名の、彼にとって新たなる始まりの日。
こさめ
本来とても明るくテンションが高いこさめだったが、この時ばかりは流石に不安の方が大きいようだ。
こさめ
が、すぐにいつもの笑顔を取り戻し、新たな通学路を走っていった。
こさめ
こさめ
そこは、校門の前から挨拶が絶えない学校だった。
___六奏高等学校。 この街でいちばん大きくて、治安が良いと評判の高等学校。
こさめ
こさめの中では、不安よりも楽しみの方が強くなっていた。
この高校でも友だちを沢山作って、一緒に勉強したり、放課後や休日に遊びに行ったり……
そんなことを想像すると、わくわくが止まらなくなった。
こさめ
こさめは心を弾ませながら、新たな学び舎の校門をくぐった。