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9月の雨

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9月の雨

1 - 9月の雨

♥

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2024年10月03日

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9月の雨の日

少し肌寒くて雨の匂いがただよう

雨の降る中、自分は倒れた

人通りの少ないところ

誰も助けてくれないはずなのに

きい

あ、起きました?

目が覚めると自分は、暖かい部屋にいて

黄色い髪の青年が話しかけてきた

あお

えっと

きい

その、ごめんなさい

きい

急に家に連れてきちゃって

黄色い髪のした子が話した

あお

僕こそごめんね

あお

初めましてなのに親切にしてくれて

きい

いえ、ほっとけなかったので、

そう言う言った子は寂しそうで、涙目だった

あお

ねぇ、名前

あお

名前なんて言うの?

その後、色々と話した

高校生らしく、5歳はなれてる子だった

あお

僕のこと助けてくれてありがと

時間を見ると21時だった

あお

ねぇ、ご飯食べにかない?

きい

でも、

あお

いいから

自分は、言いながら君の手を引っ張って

適当にお店に入った

あお

好きなの頼んで

君は、メニュー表を見てある食べ物をみつめてた

あお

すみませーん

店員をよび、その商品を頼んだ

僕の顔をじっと見つめてきた

あお

あ、アレルギーでもあった、?

きい

いえ、

あお

なんか僕の顔についてる?

きい

違いまーす

あお

なんだよ

きい

かわいいなーって

あお

は、ぁえ、?

鏡を見なくても自分の顔が赤くなっていることが分かる

きい

だーから

あお

こっちは、大人なんだよ?

あお

そんなにからかわない方がいいよ

きっと冗談だろうと思いながら話した

あお

ちょっとお手洗い行ってくる

あお

ご飯届いたら先に食べてて

そういい、席を外した

気持ちがぐちゃぐちゃになりながらも落ち着き君のもとへ向かった

きい

まだ、さっきのこと考えてるんですか?

顔をのぞき込みながら君はそう言った

自分は、黙ってることしか出来なかった

きい

図星ですか

ご飯を食べ帰る時間になった

一緒にいた時間が数秒に感じる

きい

今日はありがとうございました

あお

こちらこそありがとう

どこか寂しい気持ちがあった

あお

また、どこかで会えたら

あお

またね

そう言った瞬間手首を掴まれた

きい

やっぱ、待って

君に引き止められた

きい

もうちょっとだけ、一緒に居てくれませんか

暗くて見えなかったが君の涙が流れてるような気がした

あお

じゃぁ、僕の家に泊まる?

あお

僕の、家汚いけど

笑いながら話す

きい

行きたい

きい

行きたいです

きい

まだ、一緒にいたい

少しでも寂しい思いをさせないように

家でもできるだけ近くにいるようにした

あお

いい匂い

同じジャンプーを使ったのに少し甘いような匂いがした

いつの間にか君は僕にもたれかかっていて寝ていた

あお

やってること、恋人みたい

小さな声で呟いた

君はうとうとしながらも目を開けた

あお

あ、起こしちゃった?

きい

んーん

君は顔を横に振った

きい

一緒に寝よ

僕の袖をつかみ引っ張ってくる

大人っぽいけど、少し子供ぽさも出してくる

そんな所も可愛かった

あお

寝よっか

寝室に案内し

今日であったばっかりの子と同じベッドで寝た

朝になると体が重たく感じた

君が僕に抱きついて寝ていた

時間を見ると8時だった

今日は土曜日で休みの日だった

君をもう少し寝かせておこうと思った時に君が起きた

きい

おはよ

ぽわぽわしながら挨拶をしてくれた

あお

ん、おはよ

あお

ちょっと、着替えてくるから待ってて

服を選び鏡を見ると首にキスマーク見たいのがついてた

驚きを隠せずすぐに君のところに行って聞いた

あお

ねぇ、なにこれ

あお

なんで、きすまが?

きい

寝てる時に付けたんだよね

きい

僕のものだって

あお

は、?

あお

急にどーしたの

冷静になりながら、色々と聞く

きい

すき

あお

僕だって好きだよ

あお

どういう好きかわかんないけど

きい

僕は、恋愛としてすき

きい

行動も喋り方も声も全部全部すき

きい

出会ったばっかりだけど

自分は、ただ頷いて話を聞くだけだった

あお

それで、どうしたいの?

きい

ずっと一緒にいれるように付き合って住みたい

あお

そうだね

あお

でもね、まだ学生でしょ?

あお

僕からしたら、まだ子供

また、悲しそうな顔をする

その顔がずるいと思った

きい

じゃぁ、どうしたらずっと一緒にいてくれる?

少し考えてから言った

あお

もう少し大きくなってから

あお

いつでも待ってるから

あお

僕の隣ずっと空けとく

あお

寂しくなったらいつでもおいで

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