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2年後

かくちょー

今の所異常はありません 。

マイキー

そうか … 。

マイキー

( これもすべて … )

霞のお陰だ 。

はるち

……… ッ

ガラガラ ── 。

マイキー

三途 …… 、 居たのか

マイキー

霞は ?

はるち

まだ …… 。

彼女はあれから2年 、

昏睡状態 。

1度も目が覚めたことは無い 。

マイキー

霞 …… 。

霞が残してくれた資料によって

梵天の秩序は立て直った 。

マイキー

( … でも )

あいつが居なければ意味が無いのに 。

数日後

マイキー

〜〜〜〜〜〜〜 。

はるち

〜〜〜〜〜〜〜 ?

かくちょー

〜〜〜〜〜 … 。

バンッ !

マイキー

…… ?

マイキー

何だ 、 九井 。

ここ

…… 霞が !!!

マイキー

!!!

マイキー

会議は中止だ !

はるち

はい !!

…………

ガラガラ ── !

マイキー

霞 !

はるち

霞 !!

……… 誰 ?

さっきから 、 皆誰なの ?

誰も分からない … 。

怖い … 怖い … !

マイキー

ッ 霞 ?

はるち

ぉ 、 覚えてないのか 、?

分からないの 。 何も 。

何で貴方達がそんな悲しそうな顔をするのかも 。

何で私の胸がこんなにも痛むのかも 。

貴方達は ─── 、

「 私の何なの ? 」

マイキー

霞 ……… 、

確かに俺らは酷い顔をしているだろう 。

だけどそれ以上に

彼女は心底傷ついたかのような表情をしていた 。

お願い 、 お願いだから 、 そんな顔をしないで 。

何で ッ 、 ?

( 何でこんなにも 、 泣きたくなるの ッ ? )

マイキー

すまない 、、、

マイキー

俺達はもう行く 。

…………

マイキー

………

はるち

………

マイキー

三途 … お前 …… 。

全く 、 こいつも泣きそうな顔してやがる 。

かくちょー

きっと霞ならすぐ思い出してくれるだろう 。

ここ

蘭と竜胆が出張から帰ったら …… 、

ここ

どんな反応をするんだろうな … 。

マイキー

三途 。

はるち

はい 。

マイキー

霞の煙草を買って持っていけ 。

マイキー

もしかしたらなにか思い出すかもしれない 。

ガラガラ ─── 。

はるち

ああ 、 貴方は …… 。

はるち

春千代 、だ 。

はるち

前のお前は …

はるち

「 はる 」 と呼んでいた 。

はる … 、 はる 、、、

いい響き 。 今の私もそう呼んでいい ?

はるち

ああ … 。

そう 、 霞は愛想が良い 。

だから 、 俺たちに関する記憶を失っていても気軽に接してくれる 。

はる 、 何か用があって来たの ?

はるち

これ …… 、

……… 、 ぁ

はるち

ボヘームのモヒート 。

はるち

記憶を失くす前の霞が大好きだった煙草の銘柄だ 。

…… いかにも私が好きそうな香り 。

そんなことも思い出せないなんて 、 情けない … 。

はるち

そんな事は無い 。

はるち

それに 、また好きになればいいだろ 。

あはは 、 ありがとう 。

丁度口が寂しかったんだ 。

カチッ ( 火付け

ふ 〜 ッ 、

…………

……… ポ タ ッ

はるち

!?

はるち

霞 ! 大丈夫か ? どこか痛むのか !?

はるち

無理するなよ !

違う … 。 大丈夫 、 大丈夫だから 。

はるち

ッ ……

彼女は記憶を失う前と同じ様に

その整った眉を下げて笑いながら

前と変わらぬ口癖を発した 。

煙の中に …… 。

思い出が浮かんでるの …… 。

はるち

思い出 … ?

そう 、 思い出 。

私の知らない思い出 。

私の知らない人達が 、 私の名前を呼んで 、

私に愛してるって言うの 。

それで 、 私も 、 愛してるって返す 。

はるち

そうか …… 。

心が共鳴してる感覚 。

私の心も 、 彼らを愛してるって言ってる 。

はるち

………… ッッ

でも …… 、 何も思い出せない 。

彼らの顔すら 、 一致しない 。

はるち

……… ッッッ 、

ッ !

はる 、 なんて顔してるの 。

はるち

ぇ 、、、 ?

そんな顔させる位なら言わなければ良かった 。

ごめん 。 ( 撫

はるち

霞は悪くない …… 、

はるち

前も 、 今も霞は判断を誤ったことなんて無かっただろ 。

そうかな 。 誤ってばっかりだよ 。

いつの記憶だったのか 。 夢だったのか 、

誰かが 、 「霞のばか 、 こんな事で救われても喜べない」って言っていた 。

泣きながら 。

はるち

……… !

はるち

( 竜胆が霞の昏睡中に言っていた言葉だ …… )

はるち

( 届いていたのか … )

長い話に付き合わせてごめんね 。

はるも忙しいでしょ 。

はるち

そんなこと … !

はる 、 戻って 。

はるち

ッ … 、

( 貴方の傷つく顔を見るのはもう十分だから … )

愛 す る 君 を 壊 す ま で 。

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コメント

5

ユーザー

霞たん、泣いちゃうぞ☆

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