某歌い手グループ様のnmmn作品 読む際に注意すべきこと 青桃・BL・エセ関西弁 →地雷ではありませんか? 地雷でありましたらブラウザバックを ご本人様に一切関係のない妄想なので ご本人様の目に入らないよう 拡散等は辞めてください ここまで理解頂けた方は スワイプして頂けますと幸いです️️⭕️
naiko
今日は天気予報が外れたようで雨だ まあ俺は頭痛で低気圧を予知できるので 「あこれやばい雨降るわ」と思い 頭痛薬などを買い込んで帰ってきた。 家に帰ってから数時間後 予想は的中、俺は窓から大きな音を立てて雨が地面をうちつけているのを見た。
naiko
naiko
「早く晴れてくれ」 てるてる坊主でも作ったら晴れてくれるのだろうか 俺は痛む頭を押さえながら 早く雨が止みますように、そう願うのだが神はいないようで無慈悲に雨は勢いをましていく。
naiko
naiko
一向に既読のつかないメッセージに ただでさえ雨によりイラついている俺は 耐えきれなくなりスマホを投げ捨てた。 「今日は一日中暇だよ〜」 なーんて抜かしてたクセにさ!!!
naiko
naiko
ガンガンと痛む頭と 激しくびちゃびちゃザーザー降る雨 既読のきの字もない無反応さ 暗い部屋で1人うずくまる虚しさ 俺は膝を抱えて顔を埋めて弱音を吐く
naiko
naiko
寝て起きたらきっと良くなってるよね 俺は近くにあった錠剤を再び手に取り ペットボトルの水と共に流し込んだあと そっと目を閉じた
naiko
寝て起きたその時には すっかりあの雨はどこかに行っていて 曇ってはいるものの太陽がこちらを ちらちらと覗き見していた。 そろそろ晴れるかもしれない。 あんまりこの体制でいると体が痛いので 体勢を変えようとしたところで ズキリとした痛みとある違和感を覚えた
naiko
naiko
体を動かす度に痛む頭 薬の効果が薄くなっているのだろうか そんな事を一瞬頭で浮かべたあと 俺は自分の寝ている場所に首を傾げた だって俺あそこで座って寝てたはずで…
naiko
もしかして俺が寝る前に 「あいたい」 この四文字の構ってメッセージを送った相手がもしかして来てくれたのか 俺に会いに来たけど俺が寝てるから 帰ってしまったのかもしれない 頭の痛みを抱えつつ玄関によろよろと 向かうとそこには俺の靴しか無かった
naiko
naiko
naiko
If
崩れるようにその場に座り込んで 子供みたいに泣きそうになっていると ガチャリと玄関のドアが開いて、 入ってきた青髪と目が合った。
If
naiko
If
If
naiko
少しだけ濡れた上着
俺は甘えるようにその手を掴んで 握るとその胸板を目掛けて飛びついた 腰の辺りに手を回して顔をうずめる
If
naiko
naiko
If
風呂貸すよなんて言ったけど 大丈夫だと押し切られてしまったので 温めるように抱き着いていると 手にしていたビニール袋を持たせられて そのままお姫様抱っこされた。
naiko
If
If
俺は思わずぽぽぽっと赤くなった頬を 少し冷たい両手で冷やしながら だらしなく緩み始めた口の動きを 唇を噛んでこらえた
If
naiko
俺のおでこに手を当てて 顔色も良くなったことだし大丈夫そうだ 良かったなとにっこり笑ったまろは 荷物を持ってそろそろと腰を上げた
「もう帰るの?」
不満げに引き留めようとしたけど 痛みも薬のおかげか彼のおかげか 先程よりも断然良くなっていて 本当はもう一人でも平気な状態だった 俺の驚いたようなリアクションに まろはちょっとだけ首を傾げて ニヤリと口角を持ち上げた
If
naiko
naiko
散々甘え散らかした手前 「まだ帰らないで」なんて言ったら めんどくさい恋人すぎるでしょ
ちょっとキツめになってしまったが 追い払うようにそう声を掛けると 彼は軽く手を振って外に出た するとタイミングを狙ったかのように ぽつりぽつりと涙のような雨が降り始める
If
If
naiko
雨に対して面倒くさそうな顔をした彼に 今ならこのワガママも受け入れて貰えるのではないかと思ったので その背中に抱きついた
突然俺に抱きつかれたまろは ビックリしちゃったみたい胸を押さえながらこちらを見てきた
If
If
naiko
naiko
If
恥ずかしくて顔など見れないので俯いて 唇を尖らせながらそう言うと、 まろはえーと口元に手を当てながらも 少しだけ嬉しそうに微笑んだ
If
If
If
naiko
目線を上げてちょっとだけ睨むと 彼は言わないならもう帰っちゃおーと 俺を振り払おうとする。 (このまま帰って濡れるのはお前だけどな)
naiko
If
naiko
If
恥ずかしい事を言った割に反応がなく なんか言ってよと不意に彼の顔を見た
naiko
If
耳まで赤くして照れたあと ガタンと開けたドアを閉めると 「まだ帰んない」 そう言って俺の口を塞いだあと 嬉しそうにくっついてきた
naiko
naiko
If
雨だったら 頭痛いからなんて理由でくっつけるし 雨が止むまでずっと一緒に居れるらしい
あの頭の痛さと引き換えに 大好きな男と素直に過ごせる口実が手に入るなら
naiko
雨
ここまで閲覧ありがとうございました 感想などぜひ遠慮なく!!! 次のお話も良かったら見に来てください
コメント
2件
いいね!尊いね! …ハートが712(ないふ)だから押すに押せない(;`皿´)グヌヌ